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■弱者救済。。。

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日本人にとって、魅力的な言葉だと思える「弱者救済」。。。

私は弱者は確かに救済しなければならないと思っていますから、そういう辺りは日本人だな~って思うのです。
だからこそ、弱者救済について……異論を唱えようとは思いません。

でも。
でも、ですよ??

……弱者って何ですか??

私は、この現代日本において、一つの誤解が広がっていると常々感じておりました。
それは、弱者の定義について……です。

あえて言わせていただきますと……弱者には三つの種類があります。
身体的弱者と、社会的弱者と、経済的弱者です。
個々の説明は不要かもしれませんけれど、一応しておきますね。

身体的弱者。即ち、病人や障害者や老人等です。
健常者にとって成し得ることを出来ないために、社会生活を営むことで苦労している人種のことです。
分かり易い例を挙げると……車椅子の方々が、階段を登れないから生活に苦労する。心臓病患者が運動できない等。
確かに救済が必要でしょう。
そして、日本政府はバリアフリー、老人医療保険等、色々と政策を打ち出しております
まだまだ十分とは思えませんけれど……それは、まぁ、個人の主観ですから、さておき。。。

社会的弱者。即ち、被差別者のことです。
これは、日本において……もう殆ど存在して居ないと言っても過言じゃありません。
少なくとも、これから被差別部落者在日韓国人と私が結婚したとして……それを妨げる法的根拠は欠片もないのです。
まぁ、親族的な反対はあるかもしれません。
結婚と言う儀式が家系と家系を結びつける行為である以上、それはある程度仕方のないことなのですけど。
だけど……今の私が被差別部落者や在日韓国人と結婚することはないでしょう。
付き合っている相手がもしもそういう連中だとしたら……まず、私は別れます。
……何故か??
子供の将来が不安だからです。
社会的な差別が問題じゃなくて学習的・遺伝的に。。。
まぁ、遺伝学はかなり確実な学問ですので、1/2の確立で子供に彼らの性質を継がせるかも……って思うと、ちょっと無理ですね。
学習的ってのは……親の行動を見て子供が育つというアレです。
親が差別的な発言を繰り返していれば、自然と子供は差別的な見方をしてしまうのです。
そういう訳で……何かと差別差別を繰り返す両者との間に子供を作ってしまえば……何か問題があるたびに、それは差別だと考えてしまう子供が出来そうで……私はそういう事態は忌避したいんですよね。。。

経済的弱者は言わずもがな。。。
金のないヤツですね。
生活保護者とか、そういうの。。。
加えて、今の社会では若者にお金も仕事もないというのが社会問題となっております。


さて、此処で問題です。
日本が現在救うべき弱者とは、一体どれでしょう??
ま、三橋理論におけるブレイクダウンってヤツですね。

正直な話、私は救うべきは……全てだとは思っております。
ただ、その救うべき比重ってのがあるでしょう。
人間は万能じゃありませんので、人間の集合体でしかない政府も、また、万能足りえないのですから。。。


社会的弱者は、今の日本において差別というのが普遍的ではない以上、あまり救うべきだとは思えません。
だって……私は田舎育ちであるのに、何処が被差別部落だとか、そういうことを教えられずに育ちました。
もう部落差別というのは、少なくとも私の身の回りでは存在しない状況なのです。
ちなみに、関わると五月蝿い人間を忌避するのと、差別とは全く別物です。
結局……そういうことだと思うんですよね。。。
今の職場に就職した際、研修用ビデオってので部落差別という話題に触れました。あれ? 大学の授業だったかもですけれど。。。
とある配達員が郵便を配る際、とある地区が赤く塗られた地図を渡され、その場所に注意を促される内容だったのです。
当時は差別ってダメだな~って発想でしたけど、今考えてみたら……そんな差別差別と叫ぶ鬱陶しい連中相手なら、上司が注意を促しても当然だな~って思いますし……


身体的弱者は……まだまだ救う余地はあるでしょう。
我が地元の役場は、公共施設であるにも関わらず、車椅子の人間が通えないほどの急勾配の上にあり……病院周囲でさえ、車椅子で登るのには苦労しそうな急傾斜が存在しております。
視覚障害者のための黄色い凸凹板……誘導用ブロックすら、地元ではろくにない状況です。
……ま、田舎ってこともあるでしょうけれど、確かにそれは改善すべき点でしょうね。。。

でも、今の社会で最も救うべき存在は、経済的弱者ではないのでしょうか??
何しろ……資本主義社会において、経済力とは即ち『力』です。
目が見えなくても、金さえあれば……衣食住には困りません
いや、勿論、だからと言って視覚障害者への配慮を捨てろとは言いませんよ??
視覚障害者用誘導ブロックの上に駐輪している馬鹿を見かけたら、問答無用で殴りたくなりますし……
ただ、政府が救うべきは……身体的弱者のみならず、経済的弱者も含まれるべきだと申し上げたいのです。
特に、現状ではデフレ……経済活動が縮小気味にあります。
仕事をしない自宅警備員の方々は兎も角、仕事をしたいのに仕事が無い人間にとって……仕事が無い現状は、耐え難いものでしょう。
特に日本人というのは、働くのが好きという、国際的に見れば変な性質があります。
そんな彼らを救うのは、政府以外にないのですから。。。


加えて言うと……老人=弱者という現代社会で通じている理論は、非常に間違っております
まぁ、彼らが身体的弱者であるのは否定しません。
でも、経済的弱者であるという論調は、間違っているのです。
まず、第一の証拠として……またもこのグラフを提示します。
三橋氏のブログから頂いた、年代別貯蓄率のグラフです。
Sedaibetsu0909031.jpg
つまり、60歳以上の貯蓄率が日本社会の7割を占めているという現状が見えると思います。
この事実を言うと……高齢者は節約をして必死に貯めこんでいるから貯蓄が大きいんだ……なんて思われる方もいらっしゃるでしょう。

そういう方は……この二つのグラフをご覧下さい。
008-01.jpg
008-02.jpg

世帯主年代別の収入・支出割合です。
統計局から持ってきたエクセルデータを下に画像化したものです。ちょっと端が切れていますけれど、見ていただければ分かると思います。

一枚目のグラフ。
赤塗りの場所を見てください。
高齢者の家庭と、30代以下の家庭を赤く塗っておりますけれど。。。
高齢者家庭は30代以下の家庭に比べ、有業人員が少ない上、世帯人数も少ないくせに……支出は多い
そりゃ、医療費が多いのは理解できます。
だけど……食料費が多く、家賃支出は少なく……唯一若者が勝っているのは被服だけって状況は、どう考えても、高齢者の方が良いものを食べ、被服は兎も角、良い生活を送っているということです。
有業人員が少ないってことは……仕事もせずに。

二枚目のグラフを見てください。
勿論、これはあくまで世帯主の年齢によるものではありますけれど、20代後半と70代以上の実収入がほぼ同じ額ってどういう訳でしょうか??
同じように、世帯人数は高齢者家庭が多いのに、支出がほぼ同じってことは……結局、一人当たりの使う額が多いってことです。

この二つのグラフから導き出される結論は……
高齢者が節約をしているからこそ貯蓄額が多いというのは全くの誤り。
高齢者の支出は若者よりも多い……だけど、貯蓄額が多い。つまり、収入がそれだけ大きい……経済的に高齢者の方が確実に強者であるという結論が導き出されると思います。


この状況で、インフレは過去に頑張った老人の貯蓄を削る行為だからダメ??
なんと言うギャグでしょう。
高齢者がお金持ちなのは、収入が単に大きいからです。
勿論、働き盛りで家庭を支える40~50代の世帯主家庭には適いませんよ?
だけど、必死に働いている若者よりも、働いて居ない年寄りの方が収入が多く、貯蓄も多い。
こんな財の不均衡が生じている社会で、誰が必死に働こうと思うのでしょう??

加えて言えば……日本の税金支出のかなりの部分を医療費が占めています
医療費を主に使っているのは……間違いなく高齢者であり、付け加えるならば、社会的弱者が住みやすいようにドンドン街並みには税金が投入されております。
……つまり、現在の日本は、どう考えても……高齢者を厚遇し過ぎているという結論が出てくるのです。

いや、高齢者を厚遇すること自体に反論は致しません。
高齢者を補助するためのバリアフリー、エレベーター、公共交通機関の改良。。。
それらを行うために働くのは……今の労働者、つまり若者なのです。
そして、労働すれば……収入が増えるのは自明の理。

結局、高齢者の貯蓄が相対的に減ることを懸念して、財政赤字を考慮し、国債発行額を控えるというのは、本末転倒この上ない行為であると言えます。
多少のインフレを起こすほどの国債発行を行い、日本経済を発展させなければ、社会の不均衡は戻りません。

社会的弱者だけではなく、経済的弱者を救うべきが今なのです。
それも……ただ金をばら撒く行為ではなく、労働の結果が伴うという形によって。
労働してもしなくても成果が同じとなれば労働者の意欲が失われ。
労働意欲が失われるということは……国家の生産力が低下し、国益を大きく失うことになるからです。

だからこそ、若者に仕事を
高齢者に安心を……です。


結論としまして……

社会的弱者を救おうとする余り、経済的弱者に背を向けるのは間違っているのです。
だからと言って、経済的弱者を救うために社会的弱者に背を向けるのも間違っているでしょう。
そして、老人は収入がなくて貯蓄を食いつぶすだけの経済的弱者という考え方根本的に間違っています。

だからこそ……国債発行の時期なのです。

社会的弱者を救うために国債発行を行いそれによって生まれた仕事で経済的弱者をも救済する
両者を救ってこそ、同じ国土に住む者同士の共存共栄と言えるでしょう。

若者は仕事が出来て助かる。
いや、労働者全てに仕事が出来て助かる。
高齢者は貯蓄額が相対的に減るものの、社会的弱者としては生活水準が増すのだから不平不満の余地はない。


そんな訳で……今日の結論を述べさせて貰いますと……

国際を刷れ!

となる訳なのです。。。


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