■2010年09月
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■メイドインジャパンはもう古い。
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ちょっと眠いので、お手軽に……なるかなぁ？？
話の内容そのものが重いので、ちょっと不安ですけれど。。。
まず、この記事をご覧下さい。
見事に円高を放置するから、こういうことになってますね。
こうして国内雇用が減って行き、国内需要は加速度的に減となります。
車自体の値段は変わらないため、国内企業の売り上げはそのままに、国内雇用だけが失われるという訳ですね。
そして結局は国内に回る給与額が減る訳ですから、景気はますます悪くなる訳です。
これが、デフレ下の円高は国内にとっては悪でしかないという理由であり。
こうして国内企業が円高で利益を得たところで、国内に還元されない以上、その利益は日本国にとって全くの無意味ということでもあります。
円高が日本経済にとって不利でしかないと私が考えるのは、こういう理由からです。
……尤も、デフレでさえなければ、海外からの供給加速は悪い訳じゃないのですけれど。。。
しかし、ここで一つ問題があります。
こうして韓国部品や中国部品を使って日本企業が国内向け自動車を販売しても、それはやはりメイドインジャパンということです。
同様に、中国産の野菜や肉を用いて冷凍食品を日本で製造しても、それはやはりメイドインジャパンなのです。
機械製品の中には、Assembled in Japanとして、組み立てだけを日本で行う場合の表記がありますが、それも義務付けられているのは主要な生産国を記入することのみ。
家のＨＤＤがメイドインジャパンと書かれていたとしても、それら全ての部品が日本製かどうかなんて判断のしようがありません。
ただでさえパソコン製品や車などの精密機器は、たった一つの電子回路の接触不具合だけでも火災を発生させるなど、わずかな故障によって大きな問題が発生することが多々あります。
その精密さを要求される製品につける「日本製」というブランドが、こんなに曖昧で良いものなのでしょうか？？
だからこそ、私は日本製をただ日本製で終わらせるのは不利だと思うのです。
適当に私が考え付いたのは……
１．日本製……主要な部品を日本で作り、日本で組み立てた場合の表記。
２．純・日本製……部品全ての製造を日本で作り、日本で組み立てた場合の表記。
３．真・日本製……原材料から全てにおいて日本で製造、加工、組み立てた場合の表記。
ネーミングセンスは気にしないで下さい。
これを思いついた数日前に、ダイの大冒険を読んでおりまして。。。
真・大魔王バーン降臨！ってあのシーンが何となく頭に浮かんだもので。。。
話は戻りますが、３．の真・日本製ってのはどちらかと言うと機械製品ではなくて食料品に要求される品質だと思います。
機械製品ならば、２．の純・日本製以外は不可能に近いでしょう。
何故ならば、日本には原材料となるレアメタルや石油資源等が非常に乏しいから……です。
逆に、リサイクルによって国内で再生産されたレアメタル等を使っても真・日本製とするのがあっても良いかもしれませんけれど。。。
これは、こうして同じ日本製の表記をはっきり区別することで、日本人による国産品への購買意欲を高めようという政策です。
少なくとも現在、冷凍食品の安全性は非常に怪しいものと化しております。
食料品の原材料支給を海外輸入にある程度頼っている以上、それは仕方のないことでしょうけれど……
それでも、こういう水やこういう肉牛・豚を使った原材料を使えば、幾ら日本で加工されていたとしても安全性に問題があると思うのは私だけでしょうか？？
尤も、これら全てがコラでない証拠はありません。
ありませんが、中国産の牛肉や豚肉、野菜までも口にしたいとは思えません。
だからこそ、メイドインジャパンはもう古いのです。
メイドインジャパンからもう一歩踏み込んだ、真なるメイドインジャパンを日本は目指すべきなのです。
これをやれば、日本企業が割安な海外部品調達に頼る羽目を一定の割合で抑えることが可能となります。
何故ならば、日本人は日本車の技術を信頼しているから……です。
元々車というのは割高な買い物です。
安全性に難があるかもしれない安い品よりは、少しばかり高くても全ての部品を日本で作った安全な品を購入しようと考える人が多いでしょう。
勿論、これだけで足りないのならば、こういう製品に対して補助を設ける方法か、それが保護貿易と海外から批判される恐れがあるならば、日本の資本財を用いる企業に対して僅かながらの減税措置を設ける等の助成システムを設ければ良いでしょう。
今現在の日本の最大の問題は、需要が足りないことです。
そうである以上、政府はなりふり構わずに国内需要を喚起する術を徹底的に打つべきです。
赤字国債発行がその中でも最も分かりやすく、最も効果的で直接的な手法でしょう。
ですが、このような国民の潜在的需要を喚起する手段を用いることも、僅かながらでも国内需要の増加に繋がるのではないでしょうか？？
……尤も、これを行うのに一つだけ絶対にやらなければならないことがあります。
それは、捏造表記の取締りをもっと厳重に行うべきだということです。
基本的にこういうブランドを政府が示し、その価値を認めるというのは飴の政策です。
こればかりを行うと、その飴を美味しく頂こうと、日本製でない品を日本製と偽って売る業者が現れるでしょう。
それも、ほぼ確実に……。
だからこそ、飴を与える行政を行うならば、同時にその飴を違法に頂こうとする存在に対して厳罰を与える仕組みを徹底しなければなりません。
助けるだけでは、人間、甘えるのです。
罰するだけでは、人間、脅えるばかりでやる気を出しません。
常に行政が用いるのは、飴と同時に鞭を見せ付け、甘いばかりでないところを示し、公平感を与えること。
それをしないからこそ、生活保護や年金を不正受給したり、産地偽装などの詐欺が横行したりするのです。
こういうのは不正競争防止ではなく、純粋な詐欺であり、もっと厳罰を与え、二度と詐欺が横行しないようにすべきだと思います。
それも、別に新しい国産保護などを与えなくても、そう今この瞬間からでも。。。
という訳で、今日のお題はメイドインジャパンではもう古い……でした。
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話の内容そのものが重いので、ちょっと不安ですけれど。。。
まず、この記事をご覧下さい。
トヨタ自動車、日産自動車など国内自動車大手が、割安な韓国製部品の本格調達に乗り出すことが１８日、分かった。
韓国・ソウルで今月２９日から開かれる見本市に参加し、韓国の大手部品メーカーと商談会を行う。国内自動車大手は円高で国際的な競争力が低下しており、韓国から部品を輸入して製造コストを引き下げる。今後、部品の海外調達が各社に広がれば、自動車メーカーを支えてきた国内の系列部品会社が打撃を受ける恐れもある。
見本市は日韓政府の主催による「日韓部品素材調達展示商談会」で、日本自動車工業会の協力で自動車メーカー約１０社が参加する。商談会は今年で２回目だが、昨年は電機大手などが中心で、自動車メーカーが参加するのは今回が初めてとなる。
（2010年9月18日14時33分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100918-OYT1T00435.htm
見事に円高を放置するから、こういうことになってますね。
こうして国内雇用が減って行き、国内需要は加速度的に減となります。
車自体の値段は変わらないため、国内企業の売り上げはそのままに、国内雇用だけが失われるという訳ですね。
そして結局は国内に回る給与額が減る訳ですから、景気はますます悪くなる訳です。
これが、デフレ下の円高は国内にとっては悪でしかないという理由であり。
こうして国内企業が円高で利益を得たところで、国内に還元されない以上、その利益は日本国にとって全くの無意味ということでもあります。
円高が日本経済にとって不利でしかないと私が考えるのは、こういう理由からです。
……尤も、デフレでさえなければ、海外からの供給加速は悪い訳じゃないのですけれど。。。
しかし、ここで一つ問題があります。
こうして韓国部品や中国部品を使って日本企業が国内向け自動車を販売しても、それはやはりメイドインジャパンということです。
同様に、中国産の野菜や肉を用いて冷凍食品を日本で製造しても、それはやはりメイドインジャパンなのです。
機械製品の中には、Assembled in Japanとして、組み立てだけを日本で行う場合の表記がありますが、それも義務付けられているのは主要な生産国を記入することのみ。
家のＨＤＤがメイドインジャパンと書かれていたとしても、それら全ての部品が日本製かどうかなんて判断のしようがありません。
ただでさえパソコン製品や車などの精密機器は、たった一つの電子回路の接触不具合だけでも火災を発生させるなど、わずかな故障によって大きな問題が発生することが多々あります。
その精密さを要求される製品につける「日本製」というブランドが、こんなに曖昧で良いものなのでしょうか？？
だからこそ、私は日本製をただ日本製で終わらせるのは不利だと思うのです。
適当に私が考え付いたのは……
１．日本製……主要な部品を日本で作り、日本で組み立てた場合の表記。
２．純・日本製……部品全ての製造を日本で作り、日本で組み立てた場合の表記。
３．真・日本製……原材料から全てにおいて日本で製造、加工、組み立てた場合の表記。
ネーミングセンスは気にしないで下さい。
これを思いついた数日前に、ダイの大冒険を読んでおりまして。。。
真・大魔王バーン降臨！ってあのシーンが何となく頭に浮かんだもので。。。
話は戻りますが、３．の真・日本製ってのはどちらかと言うと機械製品ではなくて食料品に要求される品質だと思います。
機械製品ならば、２．の純・日本製以外は不可能に近いでしょう。
何故ならば、日本には原材料となるレアメタルや石油資源等が非常に乏しいから……です。
逆に、リサイクルによって国内で再生産されたレアメタル等を使っても真・日本製とするのがあっても良いかもしれませんけれど。。。
これは、こうして同じ日本製の表記をはっきり区別することで、日本人による国産品への購買意欲を高めようという政策です。
少なくとも現在、冷凍食品の安全性は非常に怪しいものと化しております。
食料品の原材料支給を海外輸入にある程度頼っている以上、それは仕方のないことでしょうけれど……
それでも、こういう水やこういう肉牛・豚を使った原材料を使えば、幾ら日本で加工されていたとしても安全性に問題があると思うのは私だけでしょうか？？
尤も、これら全てがコラでない証拠はありません。
ありませんが、中国産の牛肉や豚肉、野菜までも口にしたいとは思えません。
だからこそ、メイドインジャパンはもう古いのです。
メイドインジャパンからもう一歩踏み込んだ、真なるメイドインジャパンを日本は目指すべきなのです。
これをやれば、日本企業が割安な海外部品調達に頼る羽目を一定の割合で抑えることが可能となります。
何故ならば、日本人は日本車の技術を信頼しているから……です。
元々車というのは割高な買い物です。
安全性に難があるかもしれない安い品よりは、少しばかり高くても全ての部品を日本で作った安全な品を購入しようと考える人が多いでしょう。
勿論、これだけで足りないのならば、こういう製品に対して補助を設ける方法か、それが保護貿易と海外から批判される恐れがあるならば、日本の資本財を用いる企業に対して僅かながらの減税措置を設ける等の助成システムを設ければ良いでしょう。
今現在の日本の最大の問題は、需要が足りないことです。
そうである以上、政府はなりふり構わずに国内需要を喚起する術を徹底的に打つべきです。
赤字国債発行がその中でも最も分かりやすく、最も効果的で直接的な手法でしょう。
ですが、このような国民の潜在的需要を喚起する手段を用いることも、僅かながらでも国内需要の増加に繋がるのではないでしょうか？？
……尤も、これを行うのに一つだけ絶対にやらなければならないことがあります。
それは、捏造表記の取締りをもっと厳重に行うべきだということです。
基本的にこういうブランドを政府が示し、その価値を認めるというのは飴の政策です。
こればかりを行うと、その飴を美味しく頂こうと、日本製でない品を日本製と偽って売る業者が現れるでしょう。
それも、ほぼ確実に……。
だからこそ、飴を与える行政を行うならば、同時にその飴を違法に頂こうとする存在に対して厳罰を与える仕組みを徹底しなければなりません。
助けるだけでは、人間、甘えるのです。
罰するだけでは、人間、脅えるばかりでやる気を出しません。
常に行政が用いるのは、飴と同時に鞭を見せ付け、甘いばかりでないところを示し、公平感を与えること。
それをしないからこそ、生活保護や年金を不正受給したり、産地偽装などの詐欺が横行したりするのです。
こういうのは不正競争防止ではなく、純粋な詐欺であり、もっと厳罰を与え、二度と詐欺が横行しないようにすべきだと思います。
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