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■核武装反対論。。。

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最初に断っておきますけれど、今日の話題は日本の核武装に関する問題です。
非常にデリケートな問題であり、私の答えが正しいという補償は全くありません。
というか、答えなんてないと思っております。
ので、今回の記事はただの一日本人の主張という程度で読んで欲しいところです。


まず結論から言うと、私は核武装には反対です。

理由は大きく分けて五つ。

1.憲法違反の疑いが非常に強い。

第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


基本的に核兵器というのは相手側を決定的に破壊する大量破壊兵器です。
これを所持しておいて、防衛の為と言い切るのは難しいでしょうし、加えて言うならば、武力による威嚇は憲法で封じられていますから、核兵器所持はかなり現行憲法の下では難しいでしょう。
そして、現在の日本は法治国家です。憲法に決められていることは護らなければなりません。
……勿論、憲法改正は憲法自体の内部に明記されていますから、第9条を外す運動自体は否定しませんけれど、現在の状況での所持は憲法違反の疑いが非常に強いでしょう。


2.非核三原則を国家として打ち出している。

「核兵器を持たず、作らず、持ち込まさず」というアレです。
勿論、これは国会決議であり法律ではないため、拘束力は強くありません。
ですが、一度国策として打ち出し、そして提案者がノーベル賞まで貰い、ついでに言えば今現在、軍縮・核拡散防止の旗頭として日本が頑張っている最中に、核武装をしましょう……では、説得力と信用に関わると思うのです。


3.外交的な効力をそれほど見込めない。

2.の内容とリンクしますけれど、日本の国家としての立場は、唯一の被爆国として核兵器削減なのです。そうして今の今まで様々な交渉を行ってきました。
勿論、武力の背景がない日本の交渉力なんて知れて居ますし、最近の核廃絶運動なんてのも核兵器維持が難しくなってきた米国とロシアの思惑があるだけでしょう。
……それでも、日本の主張は今まで一貫して核兵器廃絶なのです。
武力の裏づけのない日本の外交は確かにあまりよろしくないレベルのものだったでしょうが、それでも個人個人の海外活動と財力によって、国際社会においてそれなりの信頼を得ていると思っております。
そして、日本の外交は信頼に頼るのが最も効果的だと思うのです。
勿論、それだけでは弱腰過ぎて……米国その他の国家に必要以上に強く叩かれることあり……というか現在進行形でありますけれど、それでも核武装を背景にしたところで、一転して強気に出られるとは思えません。
信頼という現状の唯一にして最高の武器を捨ててまで、核武装に頼らなければならないほど、日本は追い詰められていないと思うのです。
……国内問題は兎も角。


4.国民感情。

9条の会とか、平和市民団体とかいう論外の組織を除いても、日本人は唯一の被爆国の民ということで、やはり非常に核兵器そのものを嫌う傾向があります。
外交として必要だと理解していても、それでも日本人は核兵器に……同胞を焼いた兵器に頼りたくないという感情が強いと思うのです。。。


5.国民性。

もう単純明快の話。
核兵器が手元にあっても、日本人がそれを放てるとは全く思えません。
少なくとも、日本人という人種は、非戦闘員を戦いに巻き込むというのを非常に嫌う傾向が強いのです。

そんな国民性を持った我々日本人が、例え自身がヤバいとしても……核兵器を使用するという状況にはなかなかならないと思うのです。
である以上、外交カードとして所有していても、それを見透かされてしまい……カードとしての効果をあまり発揮できないでしょう。……3.の補足ですけど。。。



以上、五つの理由により、私は核武装には反対という意見を持っております。

が、ここで議論を終えるのはただのサヨク
現状のままでは非常に防衛力が心もとないのも事実であり、間違いなく国益を損ねているのも事実なのです。
その為に日本国がどうするべきかを考えてこそ、核武装に対して反対意見を述べる上での礼儀です。
少なくとも核武装を行いたいという意見は日本の外交力不足を嘆いた上で、日本国を良くしようとしてなされた発言です。
である以上、こちらも核武装には反対するものの、現状を憂う立場は同じだからこそ、こういう提案をしたい。
ここまで語ってこそ、正面から意見を述べ合う民主主義としての議論です。
ただただ反対反対で相手の言葉を聞き入れず、ウヨクだなんだとレッテルを貼って相手の意見を封殺するのは、自由主義・民主主義国家に生きる人間の為すべき行動ではありません。
同時に、核武装反対意見を唱えただけで、売国・サヨクとレッテルを貼る行為もやはり自由主義・民主主義国家の人間とは思えない行動でもありますので、そこのところはご注意を。。。



で、ようやく今日の本題。。。

私は日本の防衛予算を技術発展に費やすべきだと主張したい。
その先にこそ、核武装をせずに日本が国益を失わないという、核武装せずに進むより良い未来があると思うのです。

と言っても、口先だけでは何とでも言えるので……


まず、取りあえず、この図をご覧下さい。
009-01.jpg

中二臭全開ではありますけれど、私の考える新兵器です。
名付けて、concentrated solor(集中太陽光)(半分わざと中二臭垂れ流してます)
何をするかというと実に簡単で……これを成層圏に並べ、焦点調整によって地上を焼き払おうという兵器です。
009-02.jpg

……この兵器の利点は、大規模破壊が出来ないという点です。
恐らく、焦点温度は凄まじく高いものとなるでしょうけれど、焦点から外れればただの光に成り下がる
理想の殺傷範囲は十メートル立法だと思っていますけれど。ちょうど建物一つ分くらい。。。


基本的に、日本人という民族は非武装の民間人を殺傷することに大きな抵抗を覚える民族です。
例え自身が危険に晒されてもそれを徹しようとするのは、上に添付したオレンジビーチの話でも分かるとおり。。。

つまり、相手国の指導部を一撃で消滅させるという……大規模破壊ならぬ小規模破壊によって抑止力と為す。
国家には打撃を与えないまま、相手の指導者の一存は断てるという、日本ならではの兵器なのです。
それこそ、元寇まで相手の軍団長を討てば戦いが終わるという戦争形態で生きてきたような、日本人が必要とする抑止力ではないでしょうか??


加えまして。
この兵器の利点をあと三つ述べさせてもらいますと……

一つ、非常に効率の悪い兵器だというのが利点です。
絵で書くと簡単ですけれど、実際のレーザー照射には色々と困難が伴います。
大気温度・湿度・雲・風速でさえ、光の動きを僅かに歪めてしまいます。
基本的に焦点を集めることで殺傷能力を持たしたという武器ですから、様々な要因で再計算が必要となり、失敗すれば効果なし。しかも破壊規模は極小。
これほど不自由な武装、日本以外には欲しがらないでしょう。
つまり、他国に利用される心配のない兵器なのです。

二つ、核兵器に対する抑止力となる利点があります。
レーザー光線の収束と、言葉で言えば一言ですけれど……焦点では数万度の温度を捻出することが現在でも可能なのです。それを数本・数十本・数百本集めれば、数千万度までも可能ではないでしょうか?
数千万度が何を意味するか?
核融合です。
つまり、この兵器によって核保有国内にある核兵器が狙われた場合、その核兵器は核融合を起こし、自国を護る筈だった核兵器は自国を破壊してしまう凶器に早変わりしてしまうという理論です。
そうなると、完全に核兵器という存在そのものが役割を為さないばかりか、自国を破壊する爆弾に変わってしまうのです。
この兵器が私の想像通りのスペックを有して開発された時点で、核兵器で攻撃するというリスクを負える国家は一つもなくなってしまうでしょう。
核廃絶の理想を現実化する手段を考えた場合、最も簡単で現実的な方策は、私はこれしか思い浮かびません。
小規模破壊により大規模破壊の破壊力・脅威をも取り込む。
まさに「柔よく剛を制す」
日本人としての気質に相応しい兵器と言えるのではないでしょうか??

というか、核廃絶を訴える連中もこの程度のことを考え、こういう兵器開発を提案しない時点で……真面目に核兵器を廃絶しようと思って居ない気がしてならないのです。。。
いや、核武装推進派も、こういう兵器が現実問題として何処かの国家が実用化した場合、手元の核兵器が爆薬と化す現実を想定して居ないと思うのです。
その辺り、手元に持とうと思っている物体が、危険な爆弾であるという現実を理解しているか少しだけ疑問を感じざるを得ませんけれど。

三つ、民間技術に転用可能な技術が多いこと。
この兵器開発に必要な技術をあっさりと挙げると、太陽光をエネルギーとして保存する技術。エネルギーを効率よくレーザーに変換する技術。宇宙にあれを遊泳させておく技術、地上の一点にレーザーを集中させる技術、そのための気象管理・予測技術。。。
思いつくだけでもこれだけ必要で、しかもそれら全てが民間に……つまり、日本の発展に活かせる技術ばかりなのです。
つまり、開発することは無駄にはならないということです。開発費の元が取れると分かっているならば、開発を躊躇う理由すらないということに繋がります。
と言うか、軍事技術で民間への転用が出来ない技術の方が珍しいのではないでしょうか??
核兵器然り、インターネット然り、ジェットエンジン然り。。。


……勿論、問題もあります。
地中深くにある核兵器に攻撃をしかけることは理論上不可能であるということ。
(地中に潜られると、焦点を合わせるための軌道が確保できないのです)
核兵器ばかりではなく、原子力発電所までが危険な爆薬庫と化す危険があること。
この兵器を開発した時点で、周囲の核保有国家から危険視される心配があること。
そして、開発に時間がかかり過ぎ、現状では夢物語に過ぎないということ。

勿論、最後の時間に関しては、現状で反対層を説得して核武装を行うよりも遥かに短時間で開発できる見込みがあるという回答をつけさせて頂きますけれども。。。


ま、この兵器はあくまで解決策の一つに過ぎません。

要は、核武装が必要か不要か?
ただそれだけで思考停止をしないことこそが大切だと言いたいのです。
実際のところ、核武装する/しない以外の議論は聞いたことがありません。
核兵器を作らない/使わないの議論や、核武装すべきという議論はあってもならば核武装なしでどうする?とか、核武装に代わる兵器を考えようとか、そういう理論を一切しない現状は、絶対的に問題だと思うのです。

というか、この兵器、私が一昨日に10分で考え、今朝10分でエクセルで絵を描き、今日の仕事中の移動時間に問題点を思いついたその程度の策略でしかありません。
もっともっと大勢で、もっともっと有効な案を考えれば、もっともっと現実的で有用な兵器案が登場するかもしれません。
そういう議論がなされないことこそ問題だ、というのが今日の主張……あの適当な絵を描き、あの適当な名前をつけた理由そのものなのです。。。


結論として。。。

世界に二択という問題はほとんどありません。
核武装して国益を護るか?/核武装せずに国益を放棄するか?
そんな問いに対する答えとして、核武装せずに国益を護る。そういう選択肢があるべきではないでしょうか?

基本的に、核武装をするというのは理性的な答えです。手段を問わずに国益……つまり我々日本人の生命・財産を護ろうとするのですから当然の答えです。
逆に、核武装を放棄するというのは感情的な答えです。
過去に受けた被害とか、相手の身になるとか、そういう感情論で出している、国益を度外視した感情論に過ぎないと言えるでしょう。

ですが、理性で感情を押し殺すのが正解でしょうか?
感情で理性を放棄するのが正解でしょうか?

理性を用い、感情をある程度制御しつつ、納得できる道を探す。
これが答えだと……私は確信しています。


だからこそ、私は……核武装反対をこうして唱えさせて頂く訳なのです。
……勿論、反対意見もあるでしょうし、そうして色々な意見があることこそが民主主義の正しいあり方でもあると確信していますけれど。。。


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