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東アジア共同体にどういう問題があるかを論じる前に。
まず、最初に国家と国家を組み合わせて共同体を造る前提を考えましょう。

１．文化・価値観がほぼ同じであること。
２．国民の生活水準がほぼ同じであること。
３．国家同士でそれなりの交友・流通があり、それらが比較的友好的に成り立っていること。
それと、まぁ、例外として。
４．共通の目的があること。

が、入ってくるでしょうか。
ま。最後のは基本的に共通の敵という存在が不可欠なので、この場合置いておくにしましても。。。

早い話が似たもの同士でないとくっ付いても上手く行く訳がないということですね。
……結婚と同じと思ってくれれば構いません。
一緒になってやって行くのですから、色々と問題が出てくるのは当然なのですけれど……
問題が発生するのが分かり切っているというのに、くっつくのはバカのやることです。
勿論、恋愛感情という全てを差し置いても（本人達にとっては）優先されるような動機があるなら別ですけれど、生憎と東アジア共同体の場合、鳩頭連中は兎も角、日本は中韓をあまり好きではない。韓国は中国にひれ伏し日本を毛嫌いしている。中国は韓国を軽蔑し切っている上に日本を敵視しています。
まず、一緒になる動機である恋愛感情は双方にないと考えて良いと思います。

……すると、何故東アジア共同体なんて訳の分からないものを作らなければならないか？という前提に戻ってしまいますけれど、まぁ、今回のは共同体を作るにはどういう問題があるか？を論じるので。
作る動機を論じるのはこの際、置いておきましょう。

では、国家も結婚も似たようなものという前提を考えた上で、国家間が共同体を作る上での失敗しそうな原因を考えるには、離婚の原因を調べてみれば良いでしょう。。。
と言うわけで、調べてみました。

妻からの場合。
１位　性格の不一致
２位　暴力
３位　異性関係
４位　精神的虐待
５位　生活費不払い

夫からの場合。
１位　性格の不一致
２位　異性関係
３位　家族との折り合い
４位　浪費
５位　異常性欲

まず、性格の不一致が問題ですから、両国間での国民性がある程度似通っていないと共同体を形成しても別れる原因になると言うのは間違いないでしょう。
発言の自由を重んじる国家と、発言の自由を履き違えて嘘を吐き続ければ真実になると思い込んでいる国家と、表現の自由そのものがない国家では、上手く行く訳がありません。

暴力や精神的虐待……この辺りは完全に犯罪率を考えれば良いでしょう。
一方的に国家の治安が悪くなる、つまり、国民の生命と安全を護れなくなるとなれば、間違いなくそんな共同体を形成する意味なんてありません。

異性関係とか異常性欲とかは、まぁ、この場合関係ないにしましても。。。

生活費不払いと浪費……つまり、一つの国家の民が必死に働いて国益を増進させるのに、一つの国家の民はろくに稼ごうともせずに金を請求するばかりだったり、国益のためではなく自分の保身のために国家財政を垂れ流しにしたりだったりすれば、上手く行く訳が無いという訳ですね。

あれ？
離婚の原因から推測しただけの東アジア連合体の問題点を挙げただけですのに。
見事にどっか二つの国家と日本が共同体を形成しても上手く行くはずがないという結論しか出てきませんよ？？


……これは、一体、どういうことでしょうね？？


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