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■これが、民主主義の政治なのか?

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今日の話題に入る前に、まず民主主義の定義をもう一度示しておこうと思います。

個人の人権である自由・平等・参政権などを重視し、多数決を原則として意思を決定することにより、人民による支配を実現する政治思想とされる

うぃきぺでぃあより、現代の民主主義の定義です。

まぁ、日本の政治形態である民主主義を分かり易く言うならば……

投票によって選ばれた政治家が、民意を酌みつつ政治を動かす……と、表現しても問題ないでしょう。

ただし、ここでまず大前提があります。
政治家とは言え、万能じゃありません。何万人もの国民の声を聞くのは不可能なのです。
だからこそ、政治家は選挙の際、自らの思いを叫びます。
「せっかくだから自分はこの赤い扉を選ぶぜ!」とか、そんな感じに。
で、その言葉に賛同してくれた人間は、その候補者に投票することで自らの意志がその候補者に最も近いという意思表示をするのです。
……だからこそまず、マニフェストが偽りだらけだった場合、一票の意志そのものが意味を無くします。
つまり、前回の記事にあった絵から考えても、民主党に入れられた票は無効と判断しても構わないと断言出来ます。
確かに自民党の頃にも、マニフェストは聞こえの良いことばかりを言って信用できないとかそういう意見がありましたよ? ですが、彼らは嘘は吐きませんでした。
やろうとしたけれど国会で止められたとか、予算の都合で中途半端なことしか出来なかったというのはありましたけれど、騙そうとして奇麗事だけを叫んだ例は殆どなかったと思います。。。

取りあえず、ここでまず……民主主義の大前提である投票システムが破綻しております。


次に参ります。
そうやって選ばれた政治家たちが寄り合って政治を行います。国会です。
そこで政治家たちが顔を突き合わせ、国家の方針を決定するわけです。
勿論、決定権は内閣総理大臣にあります。首相の決定によって国家の進むべき方向が決まり、その方針に従って官僚が行政を行っていくのが国家運営というものであります。

ですが、内閣総理大臣はただ己の意志で国家の方針を決める訳ではありません。
民意の代表者、つまり国会議員たちの声を聞き、その調整を行いながら国家の方針を決めるのです。

民主主義の場合、ここで大切なのは国会議員の言葉が選挙区代表の声ということですね。
彼らの意見は常にその選挙区の声と同義なのです。
国会議員が自由な意見を述べられる環境があってこそ、政治家を選挙によって選んだ国民の票が生きるのです。
政治家の言葉を封殺する行動は、国民の声を封殺する行為そのものです。

つまりそれは……民主主義に敵対する行為以外の何者でもありません。

大体、議員政治自体、国民に投票によって選ばれた議員を集め、その発言の中で最も良いと思われるものを議員全員が多数決で選ぶことで、政治方針を決めるというものです。
国民投票が偽りによって決められている時点で、その議員の存在は無価値ですし。
議員の発言が出来ない時点で、国民の代表である議員の声全てを吸い上げて国家方針を決めるというシステムが破綻します。



そこまで学んだ上で、この記事を読んでください。

 民主党の小沢幹事長を批判した生方幸夫副幹事長が18日、解任に追い込まれたことは、結束を乱す不満分子は許さないという同党執行部の強権的な姿勢を強く印象づけた。

 鳩山首相が「民主党らしさ」をキーワードに政権浮揚を図ろうとしていた中での解任劇に、党内からは「言論の自由もない」と批判の声が上がっている。

 生方氏の解任について鳩山首相は18日夜、記者団から「言論の自由を封じる形は民主党らしくないとの声がある」と問われると、「レベルが違う議論だ。執行部に対する批判はあっていい。ただ、党の中では一切話をしないで、メディアに向かってされることは潔いのかどうかという議論だ」と述べ、党の対応に理解を示した。

 生方氏は衆院千葉6区選出で当選4回。読売新聞記者出身で、経済評論家として著書も多い。党内では横路衆院議長に近い。問題とされたのは、17日付産経新聞のインタビューで、生方氏が党運営を中央集権的と批判し、「鳩山さんは小沢さんを呼んできちんと注意してほしい」などと求めたことだった。

 高嶋良充筆頭副幹事長は18日、生方氏を党本部に呼んで副幹事長を辞任するよう求めたが、生方氏は「普通のことをしゃべっているのに辞めろというのは、党内に言論の自由がないということだ。情けない」と反発。高嶋氏は「議論する場がいっぱいある。なぜそこで言わないのか」と指摘したが、生方氏は「(処分するなら)正式に倫理委員会にかけてください」と求め、平行線に終わった。

 高嶋氏は会談後、生方氏以外の副幹事長を集め、副幹事長会議として交代を求める方針を確認。小沢氏と電話で対応を協議した。小沢氏は「そこまでする必要はないのではないか」と語ったが、高嶋氏が説得したという。

 高嶋氏は記者団に「放置しておくと党の求心力や他の議員の意欲がそがれる。解任ではなく、役職の交代だ」と強調した。

 高嶋氏の強硬姿勢の背景について「生方氏が呼びかけた政調復活を求める会合に41人が集まったことで、党運営批判の高まりに焦りを感じたのではないか」との見方がある。生方氏の行動について、輿石東参院議員会長が「幹事長室にいる人が、いかがなものか」と批判するなど党執行部としては、災いの芽を早めに摘もうとする姿勢が見られた。

 小沢氏に距離を置く議員からは公然と批判の声が上がっている。

 枝野行政刷新相は18日の記者会見で「生方氏が何か問題のあるようなことを言ったことが最近あるとは認識していない」と語った。野田佳彦財務副大臣も記者会見で「耳に痛い話をした人が辞表を迫られるのは極めてよろしくない。もっと自由闊達(かったつ)に感想や意見を述べてしかるべきで、闊達に意見を言う文化を持ってきたのが民主党の魅力だった」と党の対応に疑問を呈した。若手衆院議員は「これでは北朝鮮と同じだ。言論封殺の党と思われる」と語った。

 民主党の規約では、副幹事長は幹事長が選任すると規定されているが、解任などの手続きは明記されていない。生方氏は18日夜、党の対応について「幹事長を批判したから更迭というのは民主主義の原則を無視した行為で、国民は納得しない。副幹事長交代は承服しておらず、異議を申し立てたい」と語った。小沢氏の進退についても「国民が納得しなければ、幹事長を辞めるのが当たり前だというのが党内の多数派だ」と指摘した。




ここまで読んで、皆さん。
民主党という存在をどう考えましたか??

私には、民主主義の基本すら分かっていないくせに権力志向だけはある政治の素人集団としか思えませんでした。。。

一応、断っておきますけれど、私はこの生方氏という政治家について何かを知っている訳ではありません。
それでも、彼は議員として選ばれた人間です。例え嘘八百のマニフェストによって票が集まったにしろ、千葉県第六区(さっき調べました)の住民の代表なのです。
(まぁ、四回当選しているから、マニフェストのお陰でもないみたいですけれど)
その発言が自分たちの党利にならないからと言って解任に追い込むとは、言論封殺以外の何でしょう?

勿論、民主党としての意見と彼の意見が異なっていた場合、解任・党追放という手段もあり得るでしょう。
ですが、それは政治的方針である筈で……例えば、保守党に存在している筈なのに外国人参政権推進する発言を行った場合、党としての第一方針が参政権反対である以上、党から追放しなければならない。そういうのならあり得ます。
でも、この場合……生方氏が行ったのは、鳩山代表が小沢氏に注意するべきと言っただけ。

しかもそれは……民主党が選挙に勝つための方策として必要と、党利のための発言だった訳です。
それだけで副幹事長を解任される以上、民主党には思想・言論の自由がないとしか言えません。

小泉進次郎氏曰く。
「自由があるのが自由民主党。自由が無いのが民主党」と言っておられましたけれど、それはまさしく的を射ていた内容だと言わざるを得ないでしょう。。。


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