2ntブログ
■2010年03月

■スポンサーサイト

ブログランキング、こちらも始めました。

人気ブログランキングへ
ブログ、作ってみませんか?
こんな私でもFC2なら何とかなってます。。。
ブログ
カウンター


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



本記事に1クリックの価値くらいは見出せたって方は、ブログランキングよろしくお願いします。
            ↓↓↓↓↓
                

■普天間基地問題。

ブログランキング、こちらも始めました。

人気ブログランキングへ
ブログ、作ってみませんか?
こんな私でもFC2なら何とかなってます。。。
ブログ
カウンター


何となく、ネットゲーに手を出してみようか悩んでいる今日この頃、如何お過ごしでしょうか?
取りあえず、候補の一つはドルアーガの塔。。。
……基本的に私はネットゲームが合う人間じゃないので、まだ決めかねていますけれど。。。


で、話を本題に戻しまして……

今日のネタは、普天間基地移設問題について。

ぶっちゃけて過去の履歴を説明すると……(ば~いうぃきぺでぃあより)

戦前は畑作の丘陵地だった。
だけど、戦後、米軍が勝手にそこを基地にしてしまった
沖縄返還後も基地は存続し続けていた

で、色々な問題があったため、1996年12月2日の最終報告で5年後から7年後までの全面返還を発表したんですけれど、条件として「十分な代替施設が完成し運用可能になった後」と突きつけられた。

1997年には名護市辺野古のキャンプ・シュワブ地域が移設候補地に
当初は建設に比嘉鉄也市長・市議会も反対していたものの、北部地域振興策が提起されると、当該振興策を条件に建設容認へと変わってきた
沖縄県の方は反対意見が殆どです。

で、今、決まりかかっていたその案を、民主党が叩き壊してしまいました

……というのが、現状。


正直な話、私に軍事は分かりません
どちらかと言うと私が得意なのは軍事戦術ではなく国家戦略……つまり、外交と国土・技術開発によって国家間競争を有利な立場にしようという考え方であり、戦術論の方は基礎知識が全く欠けておりますので、それについては語りません。

ただ、交渉ごとについては多少の知識が御座います。

交渉の基本は、たったの一つ。
妥協点を探ること……です。

私の知る限り、米軍基地設置に関しての利点は三つ問題点は五つです。

利点の一つ目は言わずもがな、まず、侵略に対して安心が出来るということ。
……はっきり言いまして、沖縄って中華人民共和国とかなり接近しているんですよね。そりゃ、台湾国はその状況に常に置かれているのですから、かなり同情しちゃいますけれど。
そういう意味で、基地が近いということは侵略に対しての安心という大きな要素の一つです。
確かに、侵略された際、真っ先に攻撃目標になる恐れはありますし、巻き添えを食らう恐れもありますけれど……攻撃された際に、防衛戦力が駆けつけるのが早いというのは、それだけ助かる命が増えるということでもあります。

二つ目。建築・土地費用等で凄まじい金額の金が動く
ぶっちゃけ、基地建設だけで数十億でしょう。沖縄の一都市でそれですから、市税として入ってくる金額もその一割を超えるんじゃないでしょうか?
基本的に田舎の地方公共団体は赤字続きですし、しかもこの不況のご時世。
建設業界+関連業種からしてみれば、地元に基地建設の仕事が出来るというのは、本気で天の恵み以外の何物でもないでしょう。

三つ目。継続的な消費活動が見込めること。
米軍と一言で言いましても、かなりの数です。それらの人間が何か商品を買おうと思えば、近場である名護市で消費活動を行うでしょう。
つまり、純粋な消費活動を延々と行う人間が沸いて出たようなものです。
地元の商工会にとっては、在り難いお客様であり、市活性化としてはまさに突然湧き出てきた石油の井戸みたいなものなのです。


しかし、これだけの利点があるにも関わらず、米軍基地は移設先に困っております
しかも、市町村や沖縄は過疎化や不況で苦しんでいるのにも、です。
何故かと言うと、問題点が多すぎるから……でしょう。

一つ目。治安の悪化が懸念される
まぁ、言っちゃ悪いですけれど、米軍ってのは自衛隊みたいな教育された公務員とは違って、職にあぶれたチンピラの集まりみたいなものです。犯罪も犯しまくります。
近隣での治安の悪化は……ほぼ間違いないでしょう。
その挙句、日米地位協定で向こう側が引き渡すまで日本の法律でその犯罪者を裁けません。犯罪を好き放題やられるのが分かり切っている以上、歓迎する人間なんて居ないということです。

二つ目。騒音問題が酷い
言わずもがな、ですね。米軍戦闘機が私の五百メートル圏内を通り過ぎていったことがありますけれど(我が職場付近は北朝鮮の地形に似ているらしく、米軍戦闘機がたまに飛んでくる)、やかましいのなんの。
ありゃ、確かに周辺の家屋では騒音障害が起こるのは当然でしょう。それくらい、酷いです。

三つ目。事故が心配
戦闘用の様々な精密機械とは言え、所詮は米国産。造りが大雑把なのでしょう。よく事故を起こしたと聞きます
そりゃ、普通の事故ならば仕方ないで済ませられるところはあるでしょうけれど、戦闘機が降ってきたら助かりようがありません。事故確率がどうであれ……死者が出かねない状況ってのは歓迎できる筈もありませんね。。。

四つ目。環境問題
新たなに移設する場所では、基地建設のために環境を破壊してしまうそうです
これは結局のところ、反対のための理由って気がしなくはありませんけれど、確かに問題ではあるでしょう。

五つ目。北の将軍様が安心して眠れない
まぁ、これは論外なんですけれど、そういう理由で反対しているような政党がありますし。。。
一応、候補に挙げさせてもらいました。。。

……ま、最後のは兎も角、問題点を挙げればこんな感じでしょうか?
そうした場合に、移転先を考える場合に行わなければならないことは、利点をアピールしつつ、問題点を消去することです。
利点のアピールは簡単でしょう。
二つ目三つ目は何も言わずに地元業者は分かっていると思います。
ただ、一つ目……侵略に対しての安心感はアピールが足りないと思います。
日本政府はもっともっとチベット問題を取り上げ、彼らがどういう目に遭わされているのかを大々的に報道し、中華人民共和国が如何に危険な国家かを報道すべきなのです。
別に真実を歪ませろとは言っておりませんあったことを正直に報道するだけで構わないのです。
それだけで恐らく、一つ目のアピールになり、移転先の市民が反対するようなことは激減するでしょう。
結局、日本に足りて居ないのは、この……現状に対する危機感をアピールすることだと思うのですよ。

次に問題点を消去しましょう。
……一番言いたいのは一つ目ですので、五つ目から挙げて行きます。
ま、五つ目は……置いておくにしまして。

四つ目は難しいでしょうね。
軍事基地に求められるのは、環境的配慮ではなく戦術的に有利な場所です
その場所が軍事的に有用ならば、環境問題なんて一蹴されるでしょう。だって、かかっているのは大多数の人間の命ですから。
珊瑚を破壊しても人間は死にませんけれど、軍事基地を不利な位置に置かれれば人が死にますからね。
……だからと言って環境問題を無視しろとは言いませんけれど、人命と比べると優先順位は低くすべきだと言いたいのです。

で、三つ目。
基本的に事故というのは整備不良や運転ミスなどの人為的ミスが原因です。
つまり、防ごうとすれば防げるものが大多数なのです
その辺りをもっともっと日本政府がアメリカ政府に対して追求すべきだと思うのです。
実際、私は米軍絡みの事故で、原因が人為的ミスであった場合、思いやり予算からその被害総額を減額するという要求を突きつけても構わないと思います。
というか、金を絡ませて責めるというのは、資本主義大国のアメリカに最も分かり易い警告となるでしょう。
そうすれば、アメリカ政府も基地内の隊員に対して風紀引き締めを図り、現状よりも人為的ミスは遥かに減るでしょう。

二つ目。
騒音に関しては、米軍に対して出来ることは少ないでしょうね。
ただ、近くの民家に対して騒音防止の家屋改築を補助することは出来るでしょう。カラオケルームとかでもあるように、現在の防音システムはかなり優秀です。
軍事基地というのは国防に関することなのですから、国家が直接個々の家に補助を出してでも、そういう防音工事を近隣住民が負担無く行えるようにすべきだと思うのです。
ま、個人的に言わせてもらえれば、日本政府が軍事費を用いて科学技術を駆使し、静かなのに速度で劣らないような素晴らしいエンジンを作り出さない限り、根本的な解決にはならないのでしょうけれど。

で、最後の一つ目。
犯罪を防ぐ方法なんて、この世にはありません。
ですが、それでも……犯罪を犯した米軍が日本国の法律で裁かれ、日本国民と同等以上の刑罰を受けたのならば、日本人はそれなりに納得すると思います。
犯人が日本国の法律で普通に裁かれることで、犯罪を犯したのは米軍兵士ではなく犯罪者であるという認識が出来るからです。
ですが、今は違います。
基地内に逃げ込まれれば日本の警察は手が出せない。
……日米地位協定があるからです。
これが最大の問題でしょう。
基地移設の話が加熱したのも、米軍の犯罪者が基地内に逃げ込んだ際に日本国の法律で裁けなかったのが原因なのです。基地移設よりも何よりも、まずこの問題を解決しない限り、米軍基地の移設先すら決まる筈もありません。

実のところ、この地位協定の書き換えはそんなに難しいとは思いません。
何しろ半世紀以上も昔に作られた協定です。問題があるのは当然でしょう。
大体、米軍内の風紀に関わることです。基地内でどんどん犯罪者を出すなんて、軍隊を弱体化させている以外の何でもない行為ですしっかりとした指揮官ならば、基地内の風紀を維持するのに全力を尽くすのが当然です。
つまり、向こう側もその辺りをしっかりと説明すれば、首を縦に振らない筈もないと思うのです。
なのに、半世紀以上も現状のまま放置されている。
実際問題、これは自民党時代の日本政府の怠慢だと思います。そして、現在の民主党政権がこの問題に着手しようとしないのは、米軍基地問題を解決しようという気すらない証拠だと思うのです。


結局のところ。
交渉ごととは即ち妥協です

交渉すべき内容の利点を挙げ、問題点を挙げます。
利点を説明したその後で、問題点をどうやって解決するかを語り、利点>問題点となったときに交渉は成立するのです。
なのに、現政権が行っていることは、移設先を並べ立てるだけ。まず、移転を断られている問題点をどうやって解決するのかを協議した様子すらありません。
それは、交渉ではありません。餓鬼の使いじゃないのですから、交渉しようとするならば、相手の言い分を聞き、その断ろうとする理由を双方の努力で潰して行く。
そういう態度を見せ付けてこそ、交渉は成立します。
補助金を楯にして脅したり国防を無視して基地を破棄させようとしたり……それは、民主主義国家とは言えません。というか、国防を考えて居ない時点で、既に国家の義務である国民の生命と安全を護るを放棄しているのですから、国家とすら言えない存在に成り果てるでしょう。。。

相互の意見交換の中に妥協点を見出し、双方の利益になるような道を探る。
これこそ、民主主義だと思います。。。



本記事に1クリックの価値くらいは見出せたって方は、ブログランキングよろしくお願いします。
            ↓↓↓↓↓
                

FC2カウンター

blogram

ブログ翻訳

巡回先

ブログ内ランキング

ブロとも申請フォーム

検索フォーム

カレンダー

02 | 2010/03 | 04
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

ランキング

フリーエリア

メールフォーム

ご意見・ご要望・扱って欲しい時事・政治ネタ等ありましたら、メールを下さい。 善処させて頂きます。。。

名前:
メール:
件名:
本文: