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■胸を張れる勝利。

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という訳で、今日は時事ネタ。

ハンドに罪悪感なしのスアレス、幸いにも1試合の出場停止
7月4日9時3分配信 ISM
 現地時間2日に行なわれた2010年W杯の準々決勝で、ガーナをPK戦で下して準決勝進出を決めたウルグアイ。延長戦の後半ロスタイムに、ガーナのシュートを手を使ってかき出したウルグアイのFWルイス・スアレスの行為が問題視されているが、出場停止処分が1試合にとどまったことが分かった。ロイター通信が報じている。

 1対1で迎えた延長後半のロスタイム、ゴールライン上で守備に付いていたスアレスは、ガーナの決定的なシュートを手を使って阻止。ガーナにPKを与えた上、自らは退場処分となったものの、ウルグアイに勝ち上がりのチャンスをわずかに残した。

 そのあと幸運にも、ガーナのギアンのキックは外れ、同点のままもつれ込んだPK戦の末にウルグアイは勝利。スアレスの判断は結果的に「英断」となったものの、倫理的な観点より、問題視されることとなった。

 FIFA(国際サッカー連盟)のペッカ・オドリオゾラ氏は「規律委員会はあらゆる試合のあらゆるレッドカードについて、調査を行なう。それは、規律委員会は今回のケースを調査し、何らかの決定を下すことを意味する」とコメント。スアレスに2試合以上の出場停止処分を科す可能性を示唆した。

 ところがFIFAはそのあと、出場停止処分は1試合のみとすることを決定。ウルグアイが決勝に進んだ場合、頼れるストライカーの出場は可能となった。

 なお、スアレスはあの状況ではハンド以外の選択肢はなかったとし、罪の意識は感じていないという。



31.jpg


今、結構話題になっている例のシーン。

私個人としては、この判断は間違ってないとは思います。
勝利のために反則を犯す。それ自体は発想の転換ですし、そういうルールなのですから仕方ないでしょう。

でも。
でも、です。


それで胸を張るのは、やはり違うと思うのですよ。

勿論、この思想が勝てばそれで全て良しという海外で通用しないことも分かっています。
ですが、世の中には胸を張れる勝ち方があるとも思っております。


ちょっと話は飛びますけれど、宮本武蔵と佐々木小次郎、巌流島の決闘。
実のところ、私は佐々木小次郎の方が好きなんですよ。
佐々木小次郎は剣術に誇りを賭け、己の磨き上げた「燕返し」に命を賭け、その技一つで戦い抜いた。
宮本武蔵は勝つために決闘時間をずらし、太陽を背後に向け、海面で獲物の長さを誤魔化し、刀を捨てて船の櫂を武器にした。
私は宮本武蔵の行為そのものは否定しようとは思いません。
勝つために最善を尽くす。それは確かに戦術であり、当然の行為です。

だけど、宮本武蔵の勝ち方は誇れるものとは思えないのです。

剣士の誇りである剣を捨て、決闘時間を破り、地の利を生かし……技を競うという決闘の意味を捨て勝利に飛びついた。
勝ちは勝ちでありますので、宮本武蔵が卑怯とか言うつもりはありません。
ただ、その勝利は誇れないと言いたいのです。
事実、宮本武蔵は勝利後、何も言わずに海へ去っていったとか。
ま、某小説では天幕の後ろに鉄砲隊が控えていたというのもありますけれど。。。


またしても話が変わって、今度はラノベ。
リアルバウトハイスクールってのがあったと思います。知ってる方がどれくらい居るか分かりませんが。
その話の中で、何巻かは忘れましたけれど。
サムライガール(名前忘れました)と武術少年(こっちも)が剣術の合戦をすることになって。
サムライガールが決闘前に木刀で武術少年を一打して、勝利を掴む。
宮本武蔵と同じ行動らしいですけれど。
それでサムライガールが勝利を誇るみたいなシーンがあって、違和感を覚えたものです。
……と言うか、そこで読むのを止めました。
その勝利を誇るようなキャラクターには好感が持てなかったから。
勿論、負けた方が未熟を悟り歯を食いしばるのは分かるのです。
決闘は決闘場についてからという心の隙を突かれた訳ですから。
ですが、勝った方が誇るのは違うでしょう。
まともに戦っては勝てないから、相手の心の隙を突かざるを得なかった訳で、それは己の技の未熟を恥じるところ。


サッカーも同じことです。
ハンドを使って反則を犯し、勝利したのは仕方ないことでしょう。
ですが、これはハンドを使わないと勝てない場所まで追い詰められた、自分のチームの弱さを嘆くべきところ。
これで勝った。誇らしいとホルホルしていたら、絶対に能力上昇はあり得ません。


私は基本的に、道には……生き方には覚悟が伴うと思っております。
スポーツという道には、ルールに殉じるという覚悟が。
剣士には、剣に殉じるという覚悟が。
マクロス7では、熱気バサラが戦場を歌だけで何とかしようとし、一度だけ武器を使ってしまった自分を酷く恥じておりました。

それこそが生き方です。

己の信念を貫き通す。
と、同時にその為の不利をも覚悟する。


サッカーも同じです。
ルールで決められているから、ファールを犯して罰則を貰えば良い……ではないでしょう。
決められたルールに殉じ、例え不利になったとしてもそのルールを貫き通す。
それが、スポーツマンシップだと思います。
ルールに書かれていないならば何をやっても良いという思想は……言ってしまえば、審判買収だってルールに決められて居ませんから問題ないという発想です。
アレだって勝利を掴むために事前に考え付く全てのことを行うという、戦略的観点から言えば有効な一手ですから。
勿論、それで掴んだ勝利が誇れるものだとは欠片も思いませんけれど。。。


政治家も同じこと。
法律に明記されていないから、マニフェストを好き放題変えても良いのではありません。
自分たちを信じてもらう術が言葉しかない以上、例え不利になったとしてもその発言を貫き通す。
もしくは選挙で不利になったとしても大々的に詫びて取り消し、新しい道を示す。

それが、政治家としての道を貫き通す覚悟だと思います。

基本的に何かを貫けば不利になるというは当然のこと。
古来より安全な場所で指揮するだけの指揮官には誰もついてきません。
銃弾の当たる場所で真っ先に立つ行為こそ、周囲の部下を奮起させる最大の姿勢なのです。


そういう不利を貫く姿こそ、周囲の人間を信頼させるために本当に必要な覚悟ではないでしょうか??

そして、政治家に最も必要なのは、周囲からの信頼ではないでしょうか??


……と、私は考えますが、如何でしょう??


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