■2010年06月
■論じるに値せず。
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……何故自由民主主義と言わないかと言うと、自民党を勧めている訳じゃないからという理由だけなんですが。
そもそも私は政党政治というのがあまり好きじゃないので。
党という枠組みに縛られて自由な発言が出来なくなることは、結局自由民主主義の利点を崩すだけですからね。。。
と。
いきなり話が逸れましたので戻します。
……自由主義に基づく民主主義とは素晴らしい思想です。
少なくともその理念に基づいて正常に機能するならば。
尤も、それを言うならば独裁主義でさえ、政治を行う人間が人徳と戦略に優れているという前提があれば素晴らしい政治を素早く実現できる訳なのですが。。。
……では、自由主義に基づく民主主義が正常に機能するにはどういう前提が必要でしょうか??
自由主義に基づく民主主義の利点を考えると答えは簡単に出てきます。
自由な意見がどの階層からも言えることにより、全員の平均知的レベルを向上させ、様々な視点による議論に基づいて政策・法案をより良い物へと昇華することが出来る……というのが自由主義・民主主義の利点です。
である以上、前提は限られてきます。
まず第一に、議論可能な民衆に自由な発言が補償されていること。
第二に、民衆に届く情報……つまりマスメディアが偏向されず公正であること。
第三に、国民が選ぶ選択肢が限定的でないこと。
第四に、国民が感情に任せて暴発せず、理性的な行動が出来るレベルの民度が確立されていること。
第五に、国民が虚偽の情報に惑わされないように耐性が出来ていること。
……こんな感じでしょうか。
一つずつ説明しますと、第一は説明する必要もなく当然のことですね。
何も言えない状況では議論すら出来ず……民主主義の利点を完全に喪失することになる訳です。
第二も論じるまでもないでしょう。
入ってくる情報が正しくないと、国民には正しい選択が出来ません。
中国のチベット地域が素晴らしく幻想的・神秘的な場所ということで安易に旅行し……中国共産党の核実験による放射線にヤられたりする訳です。
同じように韓国旅行への評価や、民主党の政治が自民党の政治に比べて……とかも、入ってくる情報が限定的だと正常に判断出来なくなる訳です。
第三もそれほど難しくありません。
自分の選挙区に公明党と社民党の候補しかいないと思ってくれれば分かり易いと思います。
どちらがマシか?という判断しか出来なくなりますね。
(ああ、この二つの政党支持者はごめんなさい。私個人の主観が非常に入っておりますので、貴方たちがその政党を支持する感情を馬鹿にしたつもりはありませんので。)
……議会選挙制はこの落とし穴に陥りがちなので、私はあまり好きではありません。
と言うか、地区で割る選挙ってのがそもそもおかしいと思うのです。ま、地盤ってのがあって地域ごとに人口が違いますから、選挙区制を放棄すると地方が壊滅する危険性も高い訳ですけれど。。。
逆に全員が意見を述べ合うような政治は、完全に衆愚政治に陥る可能性が高いので、結論がすぐに出る類の話ではありませんけれど。。。
第四も分かり易いでしょう。
議論をする度にイチイチ暴動が起こっていては、正常な議論は行われないのです。
また、感情的になった意見が横行することで、合理的な判断が為されない以上、その議論は無意味となります。
まぁ……日本から在日韓国人を全て追い出せという議論の場では、彼らの利点・彼らの問題点を考えた上で、彼らに対して改善を求める点などを論じるべきなのですが、虐殺しろという感情論が占め、それを実行に移したのならば……ある筈の、多分ある筈の、あったら良いなと思う、いや最低一つくらいはある筈の、彼らの利点をも壊してしまうことになるのです。
第五も、当たり前のことですね。
自由に議論が行われるというのは、議論すべき人間が嘘を吐かないことが前提になります。
そうでないと、論じるべき言葉が信用出来なくなり、議論そのものの意味が失われてしまうのです。
虚偽のデータ、虚偽の世論、虚偽の報道、虚偽の発言者、虚偽の意見。
自由主義に基づく民主主義が、言論によって社会を動かすシステムである以上、その根幹となるべき言論に偽りがあるのは、自由民主主義の根幹そのものが失われる危険を秘めているということです。
ですが、虚偽そのものを無くすことは残念ながら不可能です。
人間はつい嘘を吐く生き物ですので、それを完全に無くすのは不可能なのです。
だからこそ、虚偽を無くすのではなく、虚偽に対する耐性が必要とした訳です。
が。
そうであったとしても、故意に虚偽を撒き散らす人間は論外。
論じるに値しません。
と言うよりも、自由主義に基づく民主主義思想の国家において、この五大原則を守れない人間は存在していてはいけないのです。
これらは、正直な話、国家の根幹そのものを揺るがす存在です。
独裁政権で民主主義を叫ぶ人間、法治国家で法を無視する存在、宗教国家で別の宗教を啓蒙する人間……そういう存在に等しい、国家・体制としては居てはいけない存在なのです。
さて、ここまでの私の主張を読んでもらった上で、次の記事を見て……どう思いますか??
総連、朝鮮学校無償化へ攻勢 「日本人になりすませ」 文科省への電話指示、ノルマも
朝鮮学校への高校授業料無償化適用をめぐり、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が生徒の父母らに文部科学省に適用を要請する電話攻勢をかけるようノルマを課していたことが12日、内部文書から分かった。同時に、複数の日本人になりすまして電話回数を稼ぐよう指示。総連の無償化運動がモラルを著しく逸脱し、北朝鮮同様に統制された組織動員のもとで展開していた実態が明らかになった。
朝鮮総連関係者から入手した内部文書によると、指示は朝鮮学校への無償化適用が先送りされた後の5月7日に朝鮮学校生徒の母親らが所属する総連傘下の女性団体などに出された。
文書では「『高校無償化』がわれわれの学校に適用されるまで全組織、全同胞を立ち上がらせ闘争し続ける」とげきを飛ばし、無償化適用を求める署名を「1人当たり100人」集めるよう指示。文科省が開設した無償化の相談窓口「高校就学支援ホットライン」を通じて無償化即時実施を求める要請活動を展開するようにも命じた。
文書にはホットラインの電話番号が目立つように書き込まれているが、関係者によると、この文書が出された際、総連幹部は「在日としてだけでなく、一般の日本人になりすまして複数回電話するように」命じたという。関係者は「日本人も適用に賛成していると見せた方が効果がある」と、意図を説明する。
文書では「高校無償化闘争」についてのDVDなどを積極活用して民主党の地方組織や地方議会へも強く働きかけるよう求めている。さらに、活動結果について「5月29日」「6月26日」「7月10日」「7月31日」と期限を指定して報告ノルマを課し、集めた署名数のほかホットラインへの電話回数も報告を指示している。
朝鮮学校無償化をめぐっては、文科省の専門家会議で適用の是非を検討中だが、同省によると、ホットラインには「朝鮮学校にいつ無償化が適用されるのか」「一日も早く適用してほしい」との意見が実際に寄せられており、「正確な数は集計していないが、少なくない」(文科省担当者)という。
なりすましについて、担当者は「匿名の電話が多く、時間帯で電話を受ける職員が代わるため、同じ人物が電話してきても分からない」と話した上で、総連による動員については「コメントしかねる」としている。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100613/kor1006130120000-n1.htm
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