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これで平和維持？ドクター・中松氏が新発明

【第２２回参院選】ドクター・中松氏（幸福実現比例＝８１）は、チベット仏教「ゲルク派」から最高位の「金剛大阿闍梨（あじゃり）」を授与された際に着た法衣姿で、東京・ＪＲ渋谷駅ハチ公前で第一声。北朝鮮からのミサイルを追い返す「Ｕターン」システムの新発明について語り「憲法９条論争はいらなくなる」

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/06/25/15.html

正直、発想は良いと思います。
Ｕターンがどうのこうのではなくて、核武装・非武装、軍隊の増加・削減という二元論に終始する訳ではなく、第三の選択肢を提示してみせた訳ですから。

でも、でもね。
……Ｕターンはないですわ。。。

基本的にミサイルって片道の燃料しか積んでないと思うのですけれど。。。


ちなみに、私が進める核論議の答えは、コレ。

http://umama01.blog.2nt.com/blog-entry-238.html

読むのが面倒な人のためにあっさり言うと、衛星軌道上からピンポイント太陽光レーザーを照射することで、核兵器をその場で臨界させようという理論。
そうすれば、核兵器は所持しているだけで自国の国民を焼き殺す兵器となりかねない訳ですから、保有国は我先に核兵器を処分するでしょう。


そもそも、核武装反対派は本気で核を廃棄させようとは思ってない気がします。
だって、核兵器をこの世から完全に根絶させるための最良の手段は……凡そ三つです。
１．核兵器よりも破壊力があり、領土に放射能汚染の続かない大量破壊兵器が開発されること。
２．核兵器を作る人類がこの世から死滅すること。
３．核兵器を持っていることこそ危険であると相手に理解させること。
……で、１．は兎も角、２．は論外。
だったら３．を選ぶしかない筈なんですけれど。

手放した自国の国民が大量に死ぬかもしれない状況で、武器を手放す馬鹿は居ません。
である以上、手放さないともっと死ぬと理解させるのが一番なのです。


まぁ、発言や格好は兎も角、ドクター・中松氏の発想と着眼点だけはかなり評価します。
少なくとも、こういう視点が一つくらい政界にあっても……とは思えますね。
勿論、一人以上必要とは思えないですし、そもそも氏が活躍するためには、国会において自由な論議が保障されている必要がありますけれど。。。


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