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■TPP賛成派反対派はそもそも平等じゃない。

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というタイトルをつけると目を疑われるかもしれませんが。

実際、そもそもTPP賛成派と反対派の意見は、前提からして平等ではないのです。

何故ならば、不参加……つまり現状維持を貫いても日本に対するデメリットはあまりありません。
当初乗り遅れると言われていたバスはもうとっくに出ていて、日本は行先を決める協議にも参加出来ないらしいので、急がなければならないという議論はもう無意味です。

である以上、賛成派と反対派の意見は平等とはなり得ませんのです。

反対派は、こうなるかもしれない/こういう前例がある……そういう危惧を訴えるだけで構わないのです。
何故ならば、TPPに参加しなければその問題はあり得ないから。
何故ならば、TPPに不参加であればその問題は発生しないから。

逆を言えば、同様の理由により、賛成派はそれらの問題をいちいち解消する義務があるのです。

押しかけてきた営業マンと同じですね。
顧客側は「買わない=現状維持」という選択肢で構わないのです。
別にそれを積極的に欲しいとは思ってない訳ですから。

と言うか、買った際のリスク(営業で言うと出費と維持費)を気にしている段階です。
ただ躊躇う理由を口にするだけで構いません。
逆に販売側はそれらのリスクが杞憂である/もしくはリスクを超えたメリットを説明してくれなければなりません。

そして、今現在。
TPP賛成派の意見を見ると……メリットのレベルでは微々たるもの。
反対派の意見を幾つか反論しているブログやサイトはありますが、それも積極的に推し進めるほど、つまりが反対派である私の意見を覆せるほどの大きなメリットを説いているところはございません。

買い物に例えると……今私が欲しいマッサージチェアとしましょう。
私がお店の販売員と話した会話はこんな感じです。
「品は良いけど、ちょっと高いね」
「月々分割払いだと月に三千円ほどになります。それくらいは使われると思います」
「壊れたりはどうなっている?」
「二年間の保証付きとなっております」
「重くて大変そう」
「チェアの下にはローラーが入っており、女性の方でも持ち運びが可能です」
「置く場所に困るかな」
「運ぶのでしたら各部を取り外し出来ますので、最低このくらいのサイズを確保していただければ……」
こうして、私が購入のメリットとデメリットを並べ結局は買わなかった訳ですが(家の空きスペースが結局なかった)、店員側は私の躊躇う理由(考えられるデメリット)を一つ一つ潰し、更にはマッサージチェアの性能を説明することで(メリットを説く)、私の購入意欲を高めようとしておりました。
これと同じです。
私たち反対派はメリットが少ない、デメリットがこれくらいある……と、躊躇うのに十分な理由を口に出しております。
何故ならば、現状維持でも構わないから、です。

ならば賛成派は……私たち反対派が黙り込むほどのメリットを根拠ある数字で示し、更にはデメリットを一つ一つ説明して潰すことで、反対派の躊躇を取り払わなければならないのです。
そういう意味で、賛成派と反対派の意見はそもそも平等じゃないと言っているのです。


繰り返し言いますが、私たち反対派は「現状維持で構わない」と主張しております。
勿論、現状の生活全てに満足しているとは言いません。
が、しかし。
様々な知識人たちがTPPに関して様々なデメリットとその可能性を見つけ指摘しております。
そして現状の生活の不満点は、TPPに頼らずとも自力で解消が可能だとも語っているのです。

これに対して賛成派は現状維持という人たちを説得しなければなりません。
物理学的に言うと静止摩擦力ですか??
現状を変えるのには動いている物体よりも大きな力が必要なのです。


そして今現在、私たちを説得する材料は、政府機関からは全く出されておりません。
と言うか、反対せざるを得ないような、政府……民主党内閣の不見識と説明不足ばかりが表に出てくる状況です。


この状況で顧客に対し「良いから買え」と迫っても動けるハズもないのです。
こちらとしては……現状維持のままで構わない訳ですから。。。


普通、政策協議というのは幾つかの政策のメリットとデメリットを突き合わせ、最もメリットの多い方を選ぶ訳ですが。
その段階だと、数々の政策への意見は同価値として扱うべきでしょう。
各々の政策のメリットデメリットを突き合わせることで、一番良いのを選ばなければならない訳ですから。
しかし、珍しくTPPってのはデメリットが少ない……参加しなくても現状維持ですからね。
積極的にそれを選ぶ必要もないのです。

である以上、賛成派は反対派を動かすほどの大きなメリットを提示するか、デメリットの可能性を潰さなければならない……つまり立場が平等ではない訳です。
そもそも本来ならば、社会を動かそうとする側が積極的に動き……要は賛成派の方が反対派の危惧を解消し、メリットを説いて回らなければならないのです。
しかし、TPPを推し進めている野田政権が行っていることと言えば、メリットを説かずデメリットについても語らず、ただ「乗り遅れるな」「守るべきものは心の中に」という印象操作ばかりで、具体的な言葉を述べようとすらしておりません。
動こうとする側(販売する店員側)がまっとうに議論すらしかけず、購入を勝手に決めている……それが、今のTPP議論の現状だったりするのです。
賛成する反対する以前の問題です。
……政府側の説明を理解する気がすら起こらない現状です。。。
それでもTPPは問題が大きいと、一般市民である私も色々と調べておりますが。
本来なら、この役割、逆のハズなんですよ!!

政府側が説明した後で、こちら側がそれを検討するのが正解なのです!!


と言うのが、今回のエントリのタイトル。
「TPP賛成派反対派はそもそも平等ではない」という言葉の意味だったりします。


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