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■自民党の景気対策案。。。
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自民党の景気対策が発表されました。
……ちっ。ｐｄｆだからコピペできないでやんの。
仕方ないから手で起こします。。。
当面の景気回復についての基本的考え方
平成２２年８月３０日
自由民主党
【政策不況】
今般の景気回復の息切れと株価の下落・急激な円高は、民主党政権の失政が招いたものであり、
いわば「政策不況」である。昨夏の政権交代以降、政権の経済政策は、景気対策の観点すらなく、
家計・需要サイドへの直接給付のみを主眼としたマニフェストに拘泥している。企業・供給サイ
ドを強くすることへも配慮した中長期の成長戦略、施策の財源確保、財政健全化の具体策も欠落
した経済財政運営のもとでは、国民は将来への展望を持つことができない。参院選後は代表選
にかまけて２ヶ月近くも政府は機能不全状態にあり、国民不在の権力闘争に興じる。まさに今や「政
権あって政府なし」「党内抗争あって国民生活なし」の状況にある。機動的・弾力的な対応のもと
れないこの無策ぶりは市場からも見透かされ、過度の急激な円高・株安を招いている。定見なく慌
ててその場しのぎの対策を講じても何ら効果は無く、徒花に終わることは明白である。
【示すべきは国家の大計】
わが党は、リーマンショック後、日本経済は全治３年として大胆かつ集中的な経済対策を講じ
た。平成２１年度第一次補正予算において種々の基金を積むなどにより、多年度にわたる経済
活性化の断固たる意志を示すことで民間経済主体に予見可能性を与え、企業による雇用や設備投
資、さらには民間消費を促進していた。さらに将来にわたる経済成長戦略を掲げるとともに、社
会保障制度や財政への信頼・将来への安心を確保すべく税制抜本改革を約束し、わが国経済・社会
の成長や持続可能性を確保する道程を明確にしていた。従って、昨夏の政権公約においても先般の
参院選公約においても、これらの首尾一貫した政策体系を示してきたわけである。
これら一連の政策パッケージを政権交代の美名のもとに破壊したところから経済政策の迷走
が始まったことは明らかである。国民経済を徒に不安に陥れ、企業行動や消費活動を萎縮させる
ことで現下の苦境を招いたことは、民主党による政権運営の「当然の帰結」である。
【早急に実施すべき施策】
○為替対策
これ以上の急激な円高は経済に悪影響。わが国の毅然たる態度を示し実行すべき。早急にＧ
８等の開催を呼び掛け、国際協調のもとでの是正と安定を目指す。特に米国やＥＵ，中国等と
国際的な枠組みのもとでの「政治主導」の通貨外交により問題の解決を図る。
○金融政策
まずは政府・日銀の強固たな協力体制を再構築したうえで、明確なメッセージを発し、デフレ
脱却を急ぐために思い切った金融緩和政策を講じる。
○経済対策
昨秋に安易に執行停止となった事業の復活。将来の日本を見据えた事業を展開することによ
り経営者等のマインドに働きかけ、設備投資や雇用を促進する（農地集積事業、スクールニュ
ーディール、地域医療等）。多年度にわたる基金や各種交付金（地域活性化、経済危機対策臨
時交付金等）の打ち切り、公共事業の大幅な削減等により打撃を受けた地域経済、中小企業
等にテコ入れを図る。
なお、政策目的が明確でなく効果の薄いマニフェスト施策の取りやめ等によって財源を捻出し、
上記の施策や、より景気刺激効果の高い政策、将来の成長に繋がる政策に充てることも考えら
れる。
……ああ、長かった。
誤字脱字ありましたらご報告を。
今回ばかりは残す意味もありませんので素直に直します。
と言うか、凄いですよね。
一刀両断。
まさに全ては民主党が悪いの一言。
まぁ、実際の話、株価の動き一つを見るだけで、如何に民主党政権が無策無能だったかは一目瞭然なのですけれども。
↑イメージはこの図で。
もう少し詳しくはこの図。。。
短期的な上下は兎も角、株価ほど素直なものはありません。
何故ならば、人間の欲望が素直に表れているからです。。。
利益が期待出来そうならば、株屋の連中は素直に飛びつきますし、将来予測も彼らはその富への欲望のままに必死に調べます。
その結果が、コレなのです。
私は株式トレーダーという連中は好きではありませんが、これほど分かり易い指針はありませんので利用させてもらいました。。。
ちなみに、未だに自民党の経済対策にも三橋理論は完全には取り込まれていないようです。
が、民主党の政策よりは遥かに期待が持てそうですね。
何しろ、需要を増加させる政策をしっかりと組み込んでおりますから。。。
デフレを脱却するためには需要増加か供給量削減しかありません。
供給量削減は戦争が起こるか、核テロを食らうか、地震等の大災害が起こるか……そういう被害によって日本の生産力が削られた場合にのみ発生します。
（あとは長期デフレによる自然減しかありません）
である以上、需要拡大は基本中の基本。
鳩山・菅内閣はこの事態に財政再建、公共工事の取りやめ、増税によって需要の拡大を、そして規制緩和等によって供給量の拡大を図ろうとしておりました。
……論外です。
たったコレだけで、現状の菅内閣よりも自民党内閣が発足するだけで、遥かに景気が良くなると予想出来る次第であります。。。
……別に自民党信者のつもりは欠片もありませんが、今の内閣よりは遥かにマシと言えるでしょう。
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