■2010年08月
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■限界。。。
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おおお？？
久々に経済関係のエントリを立ち上げたら、拍手が五つも（２０１０／８／１９ ２２：２６現在）ありました。
という事は、もしかしなくても私のブログって経済関係のエントリを期待されています？？
個人的には国家戦略と法学論とかが好きなんですけれど……
まぁ、更新内容を何か一つのジャンルに絞ると更新速度が落ちるのが目に見えているため、相変わらず気まぐれなジャンルセレクトで更新していくとは思いますけれども。。。
って、今日のタイトル。
別にブログのネタが限界になった訳じゃありません。。
今日は、単純に昨日の続き。
日本のデフレ解消のために、一体幾らの国債発行額が必要か？？……です。
まず、今までの国債発行額を見て下さい。
内閣府の発表によると、２００９年度においてデフレギャップはＧＤＰの８．５％と試算しているとか。
２００８年における日本のＧＤＰが５０７兆円ですから、デフレギャップは４３兆円ほどです。
そもそも日本の問題は、市場のマネーが全て貯蓄に消えていくことです。
つまり、日銀が国債を買い取ることによって市場にマネーを増やしたところで、結局、その資本は貯蓄に消えることになります。
勿論、資金の流動性を確保することも大切ですけれど、それよりも先に必要なのはやはり需要を創出することでしょう。
では、まずどれくらいの需要を作り出せば良いか？？
……２００８年度、つまりが平成２０年度では上図を見る限り、赤字国債３３．２兆円を発行しております。
が、これでもまだデフレギャップが４３兆円あるのです。
まだ日本には４３兆円分の物資を供給する余力があるのです。。。
ちなみに、政府支出だけで４３兆円もの需要を作成すると、その需要作成のために企業が需要を増やす訳ですから、国内需要が少しばかり行き過ぎてしまうと思っております。
ですから私は、３３．２兆円＋（４３兆円／乗数効果）こそが、現在のデフレを解消するために２００８年度に発行するべきだった最低限の国債発行額だと思います。
つまり、乗数効果の高い政府支出を行えば行うほど、赤字国債発行額は少なくて済むのです。
これも理由を考えれば簡単で、１００のお金で公務員を雇う場合、公務員が２０貯金して８０を使った場合、１００の支出で市場に出回るお金は８０となります。
しかも、公務員は何らかの生産を行う訳ではありませんから、これ以上の生産力はあり得ません。
ただ、公共サービスの向上によって物資面以外での国民生活が向上するだけです。
同様に１００のお金で子供手当てを行うとしましょう。
子供手当ても所得移転に過ぎませんから、お金が支払われた時点では何の生産も生み出しません。
そして、現在子供手当ての５０％が貯蓄すると答えておりますから、市場に出回るお金は５０になります。
勿論、これは子供手当ての経済的効果のみを追及した話ではありますけれど。
次にこの１００のお金を公共工事に費やすとします。
まず、この時点で１００の需要（仕事）が出来ております。何故ならば、このお金は仕事と引き換えにして支払われるからです。
その後、工事を行うために必要な物資購入と、従業員への給与としてその金額が分割される形でお金が市場へと流れていく訳です。
その上、工事で作られた道路や橋などは国家の資産として計上される上に、その道路や橋によって国民生活も向上する訳です。
と言っても、私は別にデフレギャップ分の全てを公共工事に使えと言ってはいません。
公共工事はあくまでも災害対策や地方の道路整備に止めることで国民の生命と財産、そして生活の向上を図る程度に押し止めるべきでしょう。
それよりも私は宇宙開発技術や新技術開発に日本政府が力を注ぐべきだと進言します。
中国韓国の技術盗難が問題となっておりますけれど、私に言わせれば所詮は盗む程度のお話。
確かに損害は大きいでしょうから法的整備等を進める必要があるのは事実です。
が、日本はそんな些事よりも遥かに新技術開発を押し進めるべきなのです。
盗んで満足する程度の存在には、先へ進歩することで新しい分野を切り拓くなんて真似は出来ないのです。
私は国家の役割という形で世の中をシステム化すれば良いと思っております。
有名なコピペですけれど。
まぁ、私の思想ではちょっとラストの⑦番が違いまして、中国人が粗悪品を大量生産し……です。
つまり、発展途上国への流通経路として中国を絡めるのが一番かと思って居るのですけれど。
ついでに言えば、日本資本でアメリカ人やドイツ人が発明をして、日本人が小型高性能化するという一連の流れをまとめれば、もっと日本の国益が増加するのではないか？とも思っておりますが。
あと、公共工事もただ大規模なダムや道路を作れば良い時代は終わっております。
大規模な地震や台風が押し寄せることで定評のある日本です。
無駄と言われるほどに効力が目に見え難いダムや道路を造るよりも、その国民の生命と財産を守るというだけで、新たに何百兆円の需要が作り出せる訳です。
以前、大規模地震が来た際の被害予想で、私の県の県庁所在都市は半分が海水に浸かるという被害予想が出ておりました。
現状では、日本の都市というものはまだそんなに脆いのです。
地震大国として耐震工事や耐震設備に定評があり、防波堤などが他国よりも遥かに充実していると言われるこの日本でもまだ必要とされる工事は沢山あるのです。
国家が国家としての義務を果たそうとするならば、デフレなんかで折角の国家生産力を無駄にするほど愚かなことはないでしょう。
が、何百兆円の需要が存在すると言っても、そうやって一度で一気にお金を使い果たすとまた先行きがどうのこうのと言われますから……何百兆円の需要が存在しており、それは国民の生命と財産を守るために必要であるから、これから１０年間でこの事業に取り組むと政府が発表し、そして毎年デフレギャップを埋め尽くしつつも国内需要が喚起される金額の仕事を発注し続けることがデフレ解消の国家戦略と言えるのではないでしょうか？？
そうすれば少なくとも１０年間は仕事が続くと企業は安心できる訳ですから、雇用や設備投資も１０年を目安に行動します。
基本的に現在の日本の赤字国債ってのは追加補正予算として単年度だけを視野にして動いております。
である以上、企業としては来年度にもその仕事があるか予想がつかない。
だからこそ企業は雇用や設備投資を行えず、今居る人員だけで乗り切ろうと考え……従業員に大きな負担がかかっている訳なのですから。。。
単年度じゃ派遣社員を雇って誤魔化すが関の山。
３年じゃ臨時社員の雇用が限界。
ですが１０年ともなれば、現在存在している団塊社員が引退した後も仕事が確保出来ると見込めますから、新たな人材の育成と確保を視野に入れて企業が動ける訳です。
同時に、日本ほどの国家が国内需要を加速し始めますと、海外からの需要をも必要とします。
特に日本は資源がありませんから……資源を求めて輸入が加速するでしょう。
そうすれば海外での生産工場も急激に需要が膨らみ、失業者を雇い入れることが可能となるかもしれません。
これが、世界経済の火付け役として日本が期待されている側面なのでしょう。
と言っても、日本って国は省エネとリサイクルで海外からの資源輸入の効率が極端に良い訳で、世界経済の火付け役ほどの役割はちょっと難しいんでしょうけれど。。。
ああ、何か今日のエントリはまとまってないですね。。。
そんな訳で、現在の日本はデフレであります。
あの好景気が訪れたと言われたイザナギ景気でさえ、３０兆円の赤字国債を発行してようやくプラスに転じたところです。
この図を見る限り、１％弱しか増加しておりませんから、需要を５０兆円程度の供給量が上回った計算になり、要は２０兆円程度の供給量不足にしかなっておりません。
そうして、その僅かに発生した供給不足のツケは社員努力によって埋められ、それでもまかない切れない分の供給不足を解消するためにようやく企業が設備投資を始めようとした……その段階で、リーマンショックが来た訳ですから、庶民に景気回復が感じられた訳もありませんね。。。
どちらかと言うと、企業の様子見段階で労働力を絞られただけで、社員としてはダメージの方が大きかったのではないでしょうか？？
だからこそ、日本に必要なのは安心です。
企業が安心して設備投資と新規雇用を行えるように、何年間の需要が見込めるという計画を打ちたて、そうして彼らの仕事を造ってやることがデフレ解消の特効薬となるのではないでしょうか？？
そうすれば、国内に活力が生まれ、色々な社会問題も解消するでしょう。
そう、今の日本に必要なものは、やはり「安心、活力」の二つなのです。。。
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まぁ、更新内容を何か一つのジャンルに絞ると更新速度が落ちるのが目に見えているため、相変わらず気まぐれなジャンルセレクトで更新していくとは思いますけれども。。。
って、今日のタイトル。
別にブログのネタが限界になった訳じゃありません。。
今日は、単純に昨日の続き。
日本のデフレ解消のために、一体幾らの国債発行額が必要か？？……です。
まず、今までの国債発行額を見て下さい。
内閣府の発表によると、２００９年度においてデフレギャップはＧＤＰの８．５％と試算しているとか。
２００８年における日本のＧＤＰが５０７兆円ですから、デフレギャップは４３兆円ほどです。
そもそも日本の問題は、市場のマネーが全て貯蓄に消えていくことです。
つまり、日銀が国債を買い取ることによって市場にマネーを増やしたところで、結局、その資本は貯蓄に消えることになります。
勿論、資金の流動性を確保することも大切ですけれど、それよりも先に必要なのはやはり需要を創出することでしょう。
では、まずどれくらいの需要を作り出せば良いか？？
……２００８年度、つまりが平成２０年度では上図を見る限り、赤字国債３３．２兆円を発行しております。
が、これでもまだデフレギャップが４３兆円あるのです。
まだ日本には４３兆円分の物資を供給する余力があるのです。。。
ちなみに、政府支出だけで４３兆円もの需要を作成すると、その需要作成のために企業が需要を増やす訳ですから、国内需要が少しばかり行き過ぎてしまうと思っております。
ですから私は、３３．２兆円＋（４３兆円／乗数効果）こそが、現在のデフレを解消するために２００８年度に発行するべきだった最低限の国債発行額だと思います。
つまり、乗数効果の高い政府支出を行えば行うほど、赤字国債発行額は少なくて済むのです。
これも理由を考えれば簡単で、１００のお金で公務員を雇う場合、公務員が２０貯金して８０を使った場合、１００の支出で市場に出回るお金は８０となります。
しかも、公務員は何らかの生産を行う訳ではありませんから、これ以上の生産力はあり得ません。
ただ、公共サービスの向上によって物資面以外での国民生活が向上するだけです。
同様に１００のお金で子供手当てを行うとしましょう。
子供手当ても所得移転に過ぎませんから、お金が支払われた時点では何の生産も生み出しません。
そして、現在子供手当ての５０％が貯蓄すると答えておりますから、市場に出回るお金は５０になります。
勿論、これは子供手当ての経済的効果のみを追及した話ではありますけれど。
次にこの１００のお金を公共工事に費やすとします。
まず、この時点で１００の需要（仕事）が出来ております。何故ならば、このお金は仕事と引き換えにして支払われるからです。
その後、工事を行うために必要な物資購入と、従業員への給与としてその金額が分割される形でお金が市場へと流れていく訳です。
その上、工事で作られた道路や橋などは国家の資産として計上される上に、その道路や橋によって国民生活も向上する訳です。
と言っても、私は別にデフレギャップ分の全てを公共工事に使えと言ってはいません。
公共工事はあくまでも災害対策や地方の道路整備に止めることで国民の生命と財産、そして生活の向上を図る程度に押し止めるべきでしょう。
それよりも私は宇宙開発技術や新技術開発に日本政府が力を注ぐべきだと進言します。
中国韓国の技術盗難が問題となっておりますけれど、私に言わせれば所詮は盗む程度のお話。
確かに損害は大きいでしょうから法的整備等を進める必要があるのは事実です。
が、日本はそんな些事よりも遥かに新技術開発を押し進めるべきなのです。
盗んで満足する程度の存在には、先へ進歩することで新しい分野を切り拓くなんて真似は出来ないのです。
私は国家の役割という形で世の中をシステム化すれば良いと思っております。
有名なコピペですけれど。
【製品とは】
_、,_
①（⊂_ ﾐドイツ人が発明
↓
②（´_⊃｀） アメリカ人が製品化
↓
③ ﾐ ´_＞｀）イギリス人が投資
↓
④ξ・_>・）フランス人がデザイン
↓
⑤（´U_,｀）イタリア人が宣伝
↓
⑥（ ´∀｀） 日本人が小型化もしくは高性能化に成功
↓
⑦（ ｀ハ´） 中国人が海賊版を作り
↓ _,,_
⑧<ヽ｀д´>韓国人が起源を主張
まぁ、私の思想ではちょっとラストの⑦番が違いまして、中国人が粗悪品を大量生産し……です。
つまり、発展途上国への流通経路として中国を絡めるのが一番かと思って居るのですけれど。
ついでに言えば、日本資本でアメリカ人やドイツ人が発明をして、日本人が小型高性能化するという一連の流れをまとめれば、もっと日本の国益が増加するのではないか？とも思っておりますが。
あと、公共工事もただ大規模なダムや道路を作れば良い時代は終わっております。
大規模な地震や台風が押し寄せることで定評のある日本です。
無駄と言われるほどに効力が目に見え難いダムや道路を造るよりも、その国民の生命と財産を守るというだけで、新たに何百兆円の需要が作り出せる訳です。
以前、大規模地震が来た際の被害予想で、私の県の県庁所在都市は半分が海水に浸かるという被害予想が出ておりました。
現状では、日本の都市というものはまだそんなに脆いのです。
地震大国として耐震工事や耐震設備に定評があり、防波堤などが他国よりも遥かに充実していると言われるこの日本でもまだ必要とされる工事は沢山あるのです。
国家が国家としての義務を果たそうとするならば、デフレなんかで折角の国家生産力を無駄にするほど愚かなことはないでしょう。
が、何百兆円の需要が存在すると言っても、そうやって一度で一気にお金を使い果たすとまた先行きがどうのこうのと言われますから……何百兆円の需要が存在しており、それは国民の生命と財産を守るために必要であるから、これから１０年間でこの事業に取り組むと政府が発表し、そして毎年デフレギャップを埋め尽くしつつも国内需要が喚起される金額の仕事を発注し続けることがデフレ解消の国家戦略と言えるのではないでしょうか？？
そうすれば少なくとも１０年間は仕事が続くと企業は安心できる訳ですから、雇用や設備投資も１０年を目安に行動します。
基本的に現在の日本の赤字国債ってのは追加補正予算として単年度だけを視野にして動いております。
である以上、企業としては来年度にもその仕事があるか予想がつかない。
だからこそ企業は雇用や設備投資を行えず、今居る人員だけで乗り切ろうと考え……従業員に大きな負担がかかっている訳なのですから。。。
単年度じゃ派遣社員を雇って誤魔化すが関の山。
３年じゃ臨時社員の雇用が限界。
ですが１０年ともなれば、現在存在している団塊社員が引退した後も仕事が確保出来ると見込めますから、新たな人材の育成と確保を視野に入れて企業が動ける訳です。
同時に、日本ほどの国家が国内需要を加速し始めますと、海外からの需要をも必要とします。
特に日本は資源がありませんから……資源を求めて輸入が加速するでしょう。
そうすれば海外での生産工場も急激に需要が膨らみ、失業者を雇い入れることが可能となるかもしれません。
これが、世界経済の火付け役として日本が期待されている側面なのでしょう。
と言っても、日本って国は省エネとリサイクルで海外からの資源輸入の効率が極端に良い訳で、世界経済の火付け役ほどの役割はちょっと難しいんでしょうけれど。。。
ああ、何か今日のエントリはまとまってないですね。。。
そんな訳で、現在の日本はデフレであります。
あの好景気が訪れたと言われたイザナギ景気でさえ、３０兆円の赤字国債を発行してようやくプラスに転じたところです。
この図を見る限り、１％弱しか増加しておりませんから、需要を５０兆円程度の供給量が上回った計算になり、要は２０兆円程度の供給量不足にしかなっておりません。
そうして、その僅かに発生した供給不足のツケは社員努力によって埋められ、それでもまかない切れない分の供給不足を解消するためにようやく企業が設備投資を始めようとした……その段階で、リーマンショックが来た訳ですから、庶民に景気回復が感じられた訳もありませんね。。。
どちらかと言うと、企業の様子見段階で労働力を絞られただけで、社員としてはダメージの方が大きかったのではないでしょうか？？
だからこそ、日本に必要なのは安心です。
企業が安心して設備投資と新規雇用を行えるように、何年間の需要が見込めるという計画を打ちたて、そうして彼らの仕事を造ってやることがデフレ解消の特効薬となるのではないでしょうか？？
そうすれば、国内に活力が生まれ、色々な社会問題も解消するでしょう。
そう、今の日本に必要なものは、やはり「安心、活力」の二つなのです。。。
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