■2010年08月
■FC2トラックバックテーマ 第1021回「ご先祖様にまつわる話」
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たまには、こういうのでエントリを書いてみても良いかな?と思ったので。
と言うか、明日は飲み会ですのでブログ更新できそうにないんですけれど、ネタがないのです。
だから、今日の分はちょっと水増しということで。。。
ちなみに、我が家は半農半武とも言うべき家柄だったようです。
流石に祖父の代でド田舎を出て田舎に出ましたから、昔の屋敷なんてのは残っていないのですけれど。
そんな我がご先祖様の逸話に、二つだけ胸を張れるエピソードがあります。
1.道路にまつわるエトセトラ。
昔、我が屋敷のあっただろう村には、道がありませんでした。
明治か大正辺りの話だとは思うのですけれど、本当に獣道しか存在せず、村人たちは本当に生活に苦労していたそうです。
そこで立ち上がったのが、我等がご先祖様。
県議という立場を利用して、私財を投げ打ち、自分の村に道を引くように周囲を説得します。
……何と言うか、まぁ、今考えると賄賂贈りまくりみたいな気がしないでもない逸話ですけれども。
そのお陰で、その村には道が出き、村は栄え……栄え……
まぁ、もう田舎の中の田舎で、限界集落を振り切った感じの村だったらしいので、もう廃村になっております。
しかも、ご先祖様はその道を抜くために私財を使いきり……我が家系が貧農にまで落ちぶれたとか。
まぁ、流石は私のご先祖様。
馬鹿としか言いようの無いほど、他人のために動くお人よしみたいで。。。
2.戦時中のご奉仕。
話は変わって戦時中。
日本軍が追い詰められ、物資がどうしようもない時代のことです。
各家々に対して、釘やら鋸やら……兎に角鉄類を提出するようにとのお触れが出ます。
そこで立ち上がったのが、我等がご先祖様。
我が家に代々伝わっていた、鎧兜一式全てを軍に奉納。
これで本当に我が家に伝来していた全ての私財が吹っ飛びました。
聞いた話では、別の村の人間は鎧兜を提出せず、戦後に売り払って一財産を稼いだとか。
正直者は馬鹿を見るという、典型ですね。。。
この二つの逸話を聞いた時、私が思ったのは「血は争えないな~」です。
そして、自分もそういう愚行を仕出かし、逸話として残りたいと思いました。
そう。
愚行でも良いのです。
個人主義の世の中では確かに我がご先祖様の行動は愚行でしょう。
何しろ自分の益にならないことをやらかして、周囲のために自分の財産を全て放棄したという話ですから。
だけど、それでも。
私は自分の利益だけを考えて他人のために指一本動かさない人間よりは、ご先祖様のように他人のために私財を投げ打って貧乏に堕ちたとしても、誰かのために動ける、そんな人間として生きたいものです。。。
あくまで父親からの伝聞ですから、真偽は不明ですけれど。。。
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