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■非核三原則では生ぬるい。。。

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私が常々思って居ることは、何故非核三原則なのか?という問題であります。

そもそも広島長崎における原子爆弾による大量虐殺事件
その本質が実験にあったことは以下の二つの理由により証明出来ます。

1.両者の原子爆弾のタイプが異なること。
広島に落とされた原子爆弾リトルボーイはウラン235を用い、二分されたウラン235の塊の一方を火薬の爆発力でもう一方のウラン塊にぶつけ、臨界量を超過させて起爆するガンバレル型。
長崎に落とされた原子爆弾ファットマンはプルトニウムを用いたインプロージョン方式の原子爆弾であること。
兵器とは開発を重ねていくものであり、実戦においてはその効力が確実視されているものだけを用います。
何故ならば、兵器には使い手の命がかかっている訳で、信頼性のないモノは使えないからです。
だと言うのに、この原子爆弾はたった三日間の間に二発、しかも長崎に落としたのは一度使って信頼性のあるガンバレル型ではなく、インプロージョン型だった訳です。

2.二発の原子爆弾投下期間が非常に短いこと。
皆さんは銀行強盗をして人質を取ったことがあるでしょうか?
まぁ、多分ないでしょう。……勿論、私もありません。
ただ、その交渉方法を思い浮かべて下さい。
人質が100人居ようとも10人居ようとも、まず自分たちが人質を殺せると証明するために1人だけ殺します。
それから交渉を持ちかけ、自分が満足の得られる交渉結果が得られるまで、脅迫と交渉を繰り返すのが道理です。
ましては、原子爆弾です。
一撃で14万人を殺したのです。
その威力を見せ付けたならばこそ、日本政府に交渉を迫るため、二発目があると脅しつつ自国に有利な交渉を開始するのが最も合理的な行動ではないでしょうか??
広島の一撃の爆弾だけで、当時言われるソ連への牽制も可能だったでしょうし、そもそも満州国にソ連が攻め込むのを放置していた時点で、アメリカがソ連を牽制するつもりだったかすら怪しいものです。

以上の二つの理由をもって私は、日本国への二発の原子爆弾投下は政治的意図も何も無い、ただの実験だったと結論付けるのです。


さて。
そのアメリカの自分勝手な実験によって、14万人+7万人を虐殺された日本が核兵器を嫌うのは至極当然のことだと思います。
だからこそ、非核三原則なんてのが国内の絶対倫理として広がっているのです。

非核三原則。
一つ、核兵器を持たない。
一つ、核兵器を作らない。
一つ、核兵器を持ち込ませない。



……確かに思想としては立派です。
ですが、ただの実験台として被爆させられた日本国民として、たったのこの三つを守っていれば良いと思っているのでしょうか??

私は、この非核三原則に異を唱えます。

別に、持とう、作ろう、持ち込もうなんて言っている訳ではありません。
もっとこの非核三原則を拡大しようと言っているのです。


名付けて、非核七原則

一つ、核兵器を喰らわない。
一つ、核兵器を撃たせない。
一つ、核兵器を撃たない。
一つ、核兵器を持たない。
一つ、核兵器を作らない。
一つ、核兵器を持ち込ませない。
一つ、核兵器を向けられない。



……この七原則は、一番上から優先順位が高いもの順に並んでおります。
日本は被爆し、20万人を超える死者を出し、被爆者は未だに苦しんでいるのが実情です。
である以上、そもそも喰らわないのが大原則。
この大原則をまず最初に持ってこずして、何の非核三原則と言えるのでしょうか!!

二つ目は撃たせない
喰らわないために、核兵器を撃たれたとしてもミサイル防衛網(BMD)による防衛を可能とする技術が発展しております。
が、それは確実とは言い難いのが現状です。
だからこそ、喰らわない次に撃たせないように努力せねばなりません。
撃たれなければ喰らわない訳ですから。

そして、次には撃たないが来ます。
各国が核兵器を所有しているこの時代、こちらが撃てば核兵器を喰らうことにもなります。
核抑止力というヤツですね。
それに日本人の性質として、民間人を無闇に巻き込む核兵器なんて撃てる筈もありません。
だからこそ、撃たないと決めることが大事なのです。

その次にようやく、持たない・作らない・持ち込ませないが来るべきでしょう。
そもそも喰らわない、撃たれないことが大前提。
その条件を満たすことこそ、持たないとか作らないとか持ち込ませないとか、そういう議論をする以前の大前提なのです。
どうも日本の非核三原則固持者ってのはこの大前提が分かっているとは思えません。
この大前提を理解しているならば、国防よりも非核三原則を守ろうなんてトンチキな発想は出てこないでしょう。
その為にこそ非核三原則を拡大して非核七原則なんてのをぶち上げ、誰にも絶対に納得出来る形で何が最も大切なのかを理解させようというのです。

この非核七原則について、異論があるならば言って貰いたいものです。

少なくとも四番目以降の順位には異論は出たとしても一つ目二つ目について異論が出たのならば、それはもう自国民の命を何とも思っていないクズの発言に成り下がる訳ですから。。。


そういう訳で、私はこの非核七原則の最初の二つこそが最も大切だということだけは譲れません。
だからこそ、核武装議論が出てくること自体は、私は賛成します。
尤も……日本人の現状の世論と、大量破壊兵器という核兵器の性能を考えた場合、日本人の気質にこれほど合わない武器はないとも思っておりますけれど。。。

最後に、ようやく向けられないという理想が来ます。
現状では、アメリカや中国、ロシアから日本各地に向かって核兵器の照準が合っているのです。
この状態で安全保障も何もあったものではありません。
そもそも日本に核兵器の照準を向けられない世界=核兵器が根絶された世界なのです。
だからこそ、この最後の理想に向けて日本は動きべきだという意志だけは絶対に持っておかなければなりません。


大事なことなので二度繰り返しますけれど、この非核七原則は上から順番に大事なことです。
そもそも全てにおいて最優先されるべき国家の義務が国民の生命と財産を守ることである以上、「国民が大量虐殺されるのを止められませんでした~」では済まされません。
何しろ、国民は自分たちの命と財産を守ってもらうために納税・就労・修学の義務を果たしているのです。
その義務だけ果たさせておいて、国家が国民を守れませんでしたでは、詐欺以外の何物でもありません。
意味の無い箱物公共工事とか公務員官僚の天下りとかとは比べ物にならないレベルの、税金泥棒です。



大体、一発の核兵器を喰らう時点で、どのくらいの経済損失になるか理解しているのでしょうか??
威力によっても変わってきますけれど、東京都心に喰らえば百万人規模で死者が出るでしょう。
原子爆弾によって破壊された公共施設や企業設備、放射能によって失われる地価、そして会社そのものが崩壊することによって紙くずと化すだろう債券。。。
はっきり言いまして考えたくないレベルですけれども、日本の国家予算規模の損害が出るのではないかと勝手に想像しております。
いや、そんなものじゃ済みませんね。
一人の命を二億円(サラリーマンの生涯収入)としても、人的被害だけで二百兆円が吹っ飛びますからね。。。
首都高速や企業設備なんかを考えると……いや、まぁ、所詮は推量でしかありません。

資本主義とはお金で物事を計ることです。
そして国家損害が出るならば、その損害が出ないようにその損害額以下の値段で対処する。
それが、資本主義的解決方法です。

さて、原子爆弾の被害額、適当ですけどはじき出しました。
国家予算の五年~十年くらいは軽くあるでしょう。
つまり、日本国は原子爆弾を喰らわないように、それくらいの予算はかけても構わないのです。
少なくとも、国家として国民の生命と財産を守る義務を果たすためにならば。。。


私は別に核武装賛成派ではありません
が、喰らわない・撃たせないの二大原則を守るためならば、核武装もやむなしとは考えております。
尤も、現状では核兵器を作る意志は全く無いものの、現在存在している原子力発電設備から原子爆弾を簡単に精製し、数日以内にはミサイルに搭載して敵国へ叩きこめるという類の技術力があることを国内外に知らしめることだけで外交上の抑止力としては十分だとは考えて居ます。

ま、そんなことよりも私は衛星兵器の開発こそ、最も日本の防衛力と技術発展のために役立つことだと考えてはおりますけれど。。。


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