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■自衛隊強化案2。。。

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昨日の記事の続きです。

本日もBGMはこの曲で。。。



昨日の記事の中で、自衛隊の問題の一つに、国内の移動制限があると言いました。
日本国内の高速道路を始めとするさまざまな交通機関は、国内を戦車が走ることを想定していないため配備したい場所に迅速に戦車を配備できないという大きな問題があるからです。

が、この問題、実のところレールガンの性能強化によって解消しそうなんですよ。


どういうことかと言うと。

そもそも戦車という兵器の利点とは??
……簡単に言うと次の三つだと言えるでしょう。

1.極端に高い走破性
 無限軌道(キャタピラー)によって、悪路や急斜面でも走り抜くことが出来ます。

2.頑丈な装甲
 歩兵の携行出来る火力では太刀打ちでないような重装甲により、一切の抵抗を許さない動く要塞とも呼ばれております。

3.大火力
 戦車とは動く砲台なのです。その砲身から放たれる砲弾は、他の地上兵器では考えられないほどの射程と威力を誇ります。戦車に火力に勝てる存在がいるとすれば、現時点では列車砲くらいのものでしょう。


……この三つこそ、戦車を最強の陸戦兵器と呼ぶに相応しい存在にしている理由でしょう。

そして現代になり、対戦車ミサイル(ヘルファイヤ)みたいな兵器が発達した上に、戦闘ヘリという機動力と装甲、そして空を飛べるという圧倒的な優位性を持った兵器が出てきたため、最近では戦車はその優位性を少しばかり失っていることは事実です。

597px-AH-64_dsc04578.jpg


同様に歩兵が携行出来る武器も多少は性能が上がり、戦車に痛打を与えるAT4みたいな武器も開発されております。

800px-AT4-johnson2004-02-03.jpg

また、都市ゲリラ戦において戦車の天敵とも言うべきRPGも忘れてはいけません。

rpg-7.jpg

……ですが、これら携行兵器は射程がたったの300mなんですよね。。。
生憎と日本の戦車の場合、走行間射撃では3 km 先の目標に命中させるという偉業がありますので、はっきり言いましてRPG等の携行兵器では都市ゲリラ以外は何の役にも立ちません。


では、その攻撃の対象になる戦車ですが。

現在日本の主力である戦車の最新型は……10式戦車です。

TK-X.jpg

この性能は非常に良く、重量は全備重量で44t、時速70km/hを可能とし、、新開発の複合装甲により防御力を下げることなく軽量化を実現。
90式と同等の防御力という宣伝文句がある以上、正面からの120mmAPFSDSの直撃には耐えられるレベル。
それに加え砲塔側面にもモジュール装甲が装備され、側面の防御力向上により、砲塔側面はRPG-7対戦車ロケット弾の直撃にも耐えるという話もあるとか。


同様に、日本本土に侵略してくる戦車を仮想するならば、間違いなくコレでしょう。

Type_99_MBT_front_lefta.jpg

99式戦車。
日本の戦車よりは重く、装甲は厚く……という代物です。
あんまり詳しくデータを書き込んでも読み飛ばされるだけでしょうし、興味が無いと面白くもなんとも無いでしょうからカットしますけれど。


これらの戦車は確かに脅威ですし、有効な武器だとも思います。

が、もしこれらの戦車が全く役に立たない戦場が出来たとしたら??
もしくは、戦車の優位性が完全に失われるとしたら??

そうすれば、戦車を配備する価値なんてなくなります。
そうすれば、戦車部隊が国内配置に困ることもなくなり、陸上自衛隊はその戦力を道路交通法やら高速道路の料金所やらに減耗させられることもなくなるのです。

では、どうやって戦車の優位性を無くすのか??

これも簡単で、まず戦車の走破性については、日本国内においては論外です。
日本の国内戦に限っては、道路が国内のほぼ全てに網羅されており、無限軌道が必要な場所なんてほぼありません。
それどころか、無限軌道であるが故に、そして重量が多い故に都市部や高速道路を利用できない事態に陥っている以上、戦車の走破性という点において、国内戦では無意味と化していると言えるでしょう。

そして二つ目と三つ目。
戦車の重装甲と大火力。

もしも、もしもですよ?
戦車の装甲……日本の10式戦車は、複合なんちゃらでその防弾性能は分かりにくいですけれど、中国の99式戦車は1,000 ~ 1,200 mmの均質鋼板に相当とあります。
この1mの鋼の板を易々と突き破り、戦車砲よりも遥かに長い射程を有する携行用のライフルが完成した場合、戦車の優位性は完全に揺るぎます。
それどころか、ライフルが携行用である以上、自衛隊がカローラⅡやプリウスに載って侵攻地近くの山岳に入り、その山岳部の藪の中、しかも戦車砲の射程外から戦車の装甲を易々と破る射撃が可能となるのです。

こうなった時点で、戦車の存在は不要です。

特に防衛力のみに特化するしかない陸上自衛隊の防衛兵器としては全く必要なくなるでしょう。
……勿論、海外での支援活動等においては戦車という兵器の装甲は多いに役立つ訳ですから、戦車そのものがなくなるとは思いませんけれど、あくまで国内防衛には必要なくなる訳です。

そして、この事態を実現しそうな兵器こそ、超電磁砲……レールガンなのです。
弾丸を発射するための電力を貯蔵する回路問題と電気伝達性、空気抵抗などの問題を除けば、理論上その弾丸速度は光速まで到達するとか。
ま、流石にそこまでは望めませんけれど、拳銃では230 - 680m/s、ライフル銃では750 - 1,800m/s程度、戦車砲では120mm/L52の仏GIAT製滑腔砲にAPFSDSであるOFL120F1タングステン徹甲弾では1,790m/sという火薬製の弾速の中、レールガンでは1960年代において3gの弾丸を5,900m/s で射出する事に成功しております。
ただし、砲身5mという欠陥もありますけれど。。。
ですが、この初速度を強化し、弾丸重量を増加、そしてバッテリーと砲身の携行性の確保さえ成功すれば、もう歩兵が戦車を凌駕する時代が訪れるのは間違いありません。
何しろ、サイズが違いますからね。
1mのくぼみがあれば隠れられる人間と、10m(L)×3m(W)×2m(T)という戦車。
戦車のみならず歩兵でも高威力の火力が所持出来、尚且つ戦車の装甲性優位が失われた以上当たったら終わりならば、小さい方が有利なのは間違いありません。
「当たらなければどうということはない」という世界ですね。

つまり、レールガンの実用・携行化が可能となれば、自衛隊の弱点である戦車の国内移動制限問題というものはなくなります。
昨日の記事においては、火薬の管理制限によって自衛隊の戦力が低下しているという内容でした。


二つの記事を併せると、陸上自衛隊は何をおいてもまず、レールガンの開発と実戦配備が必要という結論に達するのです。
勿論、私が昔からレールガンという兵器が好きで、加えてとある化学の超電磁砲を見たことによってその兵器への憧れが加速化したというのがこのエントリを立ち上げた動機ではありますけれど。。。

ちなみに、戦術・戦略論はそう簡単な話ではありませんし、2~3kmの射程を戦車が保つ以上、それ以上の距離から戦車の装甲を突き破る超電磁砲の実現なんて、かなり無茶があるのも事実ですけれど。
……けれども、戦車の主砲なんて山や都市部に隠れている兵士一人に対してはほぼ無力なんですよね。
何しろ当たらないから。。。
そういう意味では、射程で争う必要なんてないのかもしれませんけれど。
まず、対人用のミサイルや主砲なんて今のところあり得ない訳ですし。。。


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