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■交通マナーと個人主義、社会主義。。。

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最近、車の運転を見ることが、個人主義と社会主義がどういう仕組みかを理解するのに最も適切ではないか?と思っている今日この頃です。
まぁ、マナーの悪さというのが目に付いて、苛々させられただけというのが事実であり、そこまで難しい話ではありませんけれども。


まず、個人主義社会主義の定義から語ります。

個人主義とは、自らの利益を個人個人がそれぞれ尊重することで、社会全体の利益を増やそうという国家思想。
社会主義とは、社会全体の利益のために、個人個人が多少の不利益を我慢することで、結局は社会全体の利益が増し、個人個人も失った不利益以上の利益を得ることが出来るという国家思想。

……です。
ちょっと長いかな?

ま、それを分かり易く説明させて貰うために、車の運転を例に挙げるのですけれど。


まず、語りたいのが、交差点や公共交通機関に対する態度。
道路交通法を例に挙げますけれど。


(停車及び駐車を禁止する場所)
第44条 車両は、道路標識等により停車及び駐車が禁止されている道路の部分及び次に掲げるその他の道路の部分においては、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため一時停止する場合のほか、停車し、又は駐車してはならない。ただし、乗合自動車又はトロリーバスが、その属する運行系統に係る停留所又は停留場において、乗客の乗降のため停車するとき、又は運行時間を調整するため駐車するときは、この限りでない。
1.交差点、横断歩道、自転車横断帯、踏切、軌道敷内、坂の頂上付近、勾配の急な坂又はトンネル
2.交差点の側端又は道路のまがりかどから5メートル以内の部分
3.横断歩道又は自転車横断帯の前後の側端からそれぞれ前後に5メートル以内の部分
4.安全地帯が設けられている道路の当該安全地帯の左側の部分及び当該部分の前後の側端からそれぞれ前後に10メートル以内の部分
5.乗合自動車の停留所又はトロリーバス若しくは路面電車の停留場を表示する標示柱又は標示板が設けられている位置から10メートル以内の部分(当該停留所又は停留場に係る運行系統に属する乗合自動車、トロリーバス又は路面電車の運行時間中に限る。)
6.踏切の前後の側端からそれぞれ前後に10メートル以内の部分




良いですか?
交差点内で車を停車させるのは許されないのです。
だと言うのに、数メートル前へ進むことだけを争い、交差点内へと車両を進めるドライバーの多いこと多いこと。
特に渋滞時とか。
しかし、それをやらかしてしまえば……個人利益の数メートルを確保するために交差点内で停車して身動きが取れなくなってしまえば……信号が変わった時や突然救急車等の緊急車両がその交差点を通過しなければならなくなった時、どうなりますか??
その交差点を渡ろうとした複数のドライバーの交通を妨げ……彼らの進める筈だった時間を奪ってしまうのです。
同時に、救急車の通行を妨げたとなれば、それはもしかしたら助かっていた筈の人間の命を奪う行動に繋がり兼ねず、助かる筈だった彼の生命を、自分が数メートル走るという利益のために奪ってしまうことになるのです。


これが、まさに個人主義と社会主義のどちらが社会的に有益か?という問題の結論だと思うのです。

ちなみに。
横断歩道の5メートルを何故確保するかと言えば、反対側を走っているかもしれない車両が、横断する人を早急に発見できるようにするためです。
安全地帯や踏み切りに対しても同じ。
要は、ルールというのは理由があって決まっているから……という理由を考えれば、実のところそう難しい話でもない訳ですけれども。。。


このように、個人個人の利益を法律で縛ることで、個人個人の利益を権力によって奪い、代わりとして、社会全体の交通量を増加させることで、渋滞発生を最小限に抑える。
これが、道路交通法の理念であります。
と言うか、法律ってのは基本的に社会主義的な発想で出来ているんですよね。
自由主義は彼らを放っておくことで、平均的な目的地達成時間が短くなるという発想。
事実、田舎道等の人よりも猿が多い地帯で信号があっても邪魔なだけです。
そういう場所においては、ドライバーの自由に任せていた方が目的地への到達時間は短くなります。


……今の資本主義社会はどうでしょう?
投資家・銀行等に自由に任せていた結果、サブプライムローンの暴走により世界規模のデフレを招くことになりました。
つまり、世界の資本は既に自由放任に任せておいた方が社会全体の利益が上がるという状況ではないと思うのです。
要は、都市部の車状況と同じで(東京とかは意外と車少ないみたいですけれど……私の言うのは「田舎の都市部」です。田舎育ちで申し訳ない)、既に資本は放任主義が有効とされる過密量の限界値を超えていると思います。

だからこそ、今から流行るのは個々の資本を自由放任するのではなく、アメリカのオバマ大統領みたく資本家・投資家に規制をかけることで社会全体の利益を追求する、社会主義方面だと思うのですよ。。。
(冷戦期は自由資本主義がまだ限界を迎えていなかったからこそ、アメリカ側の勝利に終わりましたけれど)


……ちなみに。
車の機能を最も生かすためには、車の運転を全自動の機械制御にすれば良いのです。
そうすれば、コンピューターが全ての車両が最も短縮された時間で目的地に達成するための経路を選んでくれます。
基本的に渋滞というのは車の一時停車等、流れが淀んだ場所が伝播して起こるのが基本ですから、全ての車両が自然と流れていけば、渋滞なんて起こらないという理論ですね。

それはそれで、多分、自由が欠片もなくなりますので、非常に嫌われる意見になるとは思うのですけれど。
交通事故で一年間に一万人単位で亡くなっていることを

あと、私はこういう交通ルールを罰則を以って現実化するのではなく個々の自由意志と先見の明によって自然とそれらを理解し、みんなが安心して便利に使える道路を目指してそれぞれが利用する
そういう社会が理想だと思います。
そして、資本等の流通にしても土地占有権等の問題にしても、みんながみんな、そういう考え方を自然と持ち合わせてくれれば、社会はもっと素晴らしくなるのです。
……と言うか、ルールをみんなが理解しないならば、結局守ろうとしないあるだけのルールと化すでしょう。
中国にも交通ルールはあるでしょうけれど、誰も守っていないのが良い例。。。


こういう発想こそ、私が目指す……権力による強制ではなく、個々の自由意志によって全体利益を重んじる自由社会主義……即ち、私の考える共産主義への足がかりだと思っているんですけれども。
(ちなみに、私はマルクス理論は詳しくありません。ただ単に自分の理想に最も適合している思想が共産主義というだけだったりします)
まぁ、決められた交通マナーすら忘れて目先の数メートルの利益に我を忘れて飛び込むバカ共が居る限りまだまだ理想の社会は遠いんだな……と、思わざるを得ません。。。


渋滞で苛々するのは分かるんだけれど、ちょっとだけ前に進むことと引き換えに、誰か数名が前に数百メートルは進める権利を侵害するのは馬鹿馬鹿しいでしょう??
その所為でまた何処かで渋滞が加速して、結局自分が損をするのですから、尚更です。
だから、交通運転をするときは、自分が前に進むことだけじゃなくて、もうちょっと通行する車両の流れ全体に目を向けることで、社会全体のために数メートルを我慢する程度の理性を持って欲しいと思うのです。

……渋滞よりも交通ルールを守らない連中に苛々させられたので、こういうエントリを書かせてもらった次第であります。
そういう意味じゃ、信号すら守らない・クラクションは鳴らしたい放題の中国では、共産主義を実現するためにはああいう恐怖政治を行うしか手段はないんじゃないかなぁ?とも思ってしまう今日この頃でした。


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