■2010年05月
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朝鮮半島がきな臭くなってきました。
日本も他人事では済まないでしょう。
隣国で起こる戦争です。
流石の北朝鮮も韓国を敵に回しながら日本をも敵に回すような、戦略的に見て最低の愚行としか言いようがない多正面作戦を行うとは思えませんけれど、将軍様の寿命問題もあり、将軍様の頭脳が彼ら独特の病気……所謂火病にやられてないとは限りません。
まだ予断を許さない状況と言えるでしょう。
ま、私が将軍様ならば、日本に行うのはテロ予告と犠牲者を出さない脅し……地下鉄や空港で小火・異臭ガスをばら撒くことで日本政府の介入を食い止めさせる脅しを加えるだけに止めますけれど。
日本人って普段腰が弱く控え目なくせに、怒らすと徹底的に行動するから……犠牲者を出さないように脅すのが最も効果的ですからね～。
ま、戦争やテロに巻き込まれなくても難民が押し寄せてくるだけで、日本経済には大打撃なのですが。
彼らに遵法意識や恩義を感じる精神があれば……その境遇に少しは同情して多少は助けてあげようって気になるんですけれども。。。
っと。
そういう訳で、有事が迫っております。
そんな有事にこそ求められるが……防衛力なのですけれど、防衛力について日本では考え方が真っ二つに分かれております。
まず、軍事力増強派。
核装備、自衛隊増強、法整備等。
兎に角、日本を軍事的に強化して一流国家として恥じぬ外交を行い、また、独力で自衛を可能とする国家に向かおうという思想です。
もう片方は、軍事力削減派。
核放棄を訴え、自衛隊解体、アメリカ軍の即時撤退を訴える思想です。
兎に角、軍事と名のつくものは全て放棄し、平和を唱えればそれで平和になるという思想ですね。。。
私個人の考え方を述べさせてもらいますと、どちらも正しく、どちらも間違っていると思うのです。
まず……そもそも、軍事力放棄派は前提が間違っております。
対話だけで世界が平和になっているのならば、平和を唱えるだけで平和であるならば、とっくに世界から戦争なんてなくなっております。
軍事力……暴力こそが絶対的な正義、即ち弱肉強食という現実は、生命誕生から延々と続く生物全てのルールです。
世界は純粋に物理学・化学反応によって活動しておりますから、そこに一切の思想・理想が入る隙間もありません。
強い方が正しく、強い方が好き放題して構わないのです。
これが、世界の現実です。
だからこそ、軍事力を削減……ついには放棄しようと考える方々の思考は、そもそも前提が間違っている時点でアウトです。
考慮する価値もない戯言と取られても仕方ないでしょう。
ですが、自然界では弱肉強食こそが唯一にして絶対の掟であったとして、人間がそれに従わなければならない訳ではありません。
と言うよりも、自然界の掟に逆らい続けたからこそ、人間は此処まで文明を発達できたのです。
風雨に打たれて暮らすという常識に逆らい、洞窟に暮らし、家を建て。
夜が暗く寒いという常識に逆らうために火を使い。
暴力が全てという常識に逆らうために法を作り、道徳を説き。
病・怪我に遭えば死ぬという常識に逆らうために医学を発展させております。
離れた相手とは話せないという常識に逆らって電話を作り。
空を飛べないという常識に逆らって飛行機を飛ばし。
……文明の発展とは、今までの常識を叩き壊すことでこそ発達するのです。
相手が暴力を振るってきた場合、確かに暴力でしか解決出来ないのがこの世界のルールです。
でも、だからと言って平和的解決を完全に諦め、暴力でしか対抗手段を考えない……そんな端っから世界のルールに頭を垂れる真似、私は納得したくありません。
だからこそ……ニュークリア・シェアリングや在日米軍等……軍事力共用や、ステルス・ＭＳ・衛星兵器等、最小限の軍備で抑止力になり得るあらゆる手段を模索するべきだと唱えたいのです。
そもそも日本単独では食料とエネルギーが自給できない時点で、現状で幾ら軍事力を増強したところで全く意味がないのですけれども。
ついでに法にがんじがらめの時点で、世界でもトップクラスの戦闘能力（防衛のみ）を誇る自衛隊が欠片もその性能を発揮できないのも事実なのですけれど。
だからこそ私は、軍事力強化よりも先にやるべきことがある……と、軍事強化派の意見には反対なのですけれど。
と言うか、この件で私が一番理解できないのが、日本共産党の考え方だったりします。
日本共産党は食料自給率の向上を唱える傍らで、軍事力放棄を訴えております。
ですが、私に言わせてもらえれば、食料自給率も有事への備えに過ぎません。
基本的に世界に平和が続き、国家間で貿易が自由に行われ、そこに一切の有事が発生しないのであれば、食料自給率なんて向上させる意味がありません。
何故ならば、一次産業ってのは経済効率が悪いからです。
日本が最も経済的に成長しようとするのならば、輸出目的の二次産業と、産業利率が最も高い第三次産業に力を注げば良いのです。
金にもならないどころか、補助金をつぎ込んでようやく維持できている一次産業なんて、経済学的に見ても国力的に見て足手まといにしかならないのが先進国の……平野部の少ない島国である日本の現実なのです。
だからと言って農業・畜産業を国内から完全に放棄してしまった場合……もし有事が発生し食料輸入が終わった時点で日本の未来は断たれます。
どんなに素晴らしい工業製品を造ろうとも、幾らお金があろうとも……食べ物がなければ人間は生きて行けないからです。
平和で自由な貿易が行われている間には食料自給率は全く意味がありません。
つまり、食料自給率とは有事への備えという意味において、防衛力・軍事力とほぼ等しい存在なのです。
なのに日本共産党は食料自給率の向上を唱えながら、軍事力の放棄を訴えている。
……この点だけ、日本共産党の国家戦略が理解できないのです。
それ以外は、まぁ、ちょっと弱者優遇が過ぎますし、国家という視点が弱いものの、経済力・都市部への偏重が目立つ自由民主党への対抗勢力として、絶対に必要な勢力だと私は思っておりますけれども。。。
まぁ、そんな訳で。
私は防衛力を弱体化させないような、出来れば現状よりも軍事的効率を向上させつつ、軍事費削減をして経済発展を目指すべきという特殊な思想の持ち主です。
多分、最も安易な考え方は軍事費を削減させ、その分、経済力を強化するという方法です。だって税金の支出が減った上に景気が良くなるのですから、誰も反対しないでしょう。
……隣国に有事の懸念がないのならば。。。
生憎と日本は隣国に有事を抱えております。
中華人民共和国という、とてつもなく巨大で、とてつもなく危険な存在を。
あと、現在爆発寸前である、朝鮮半島という有事をも。
この状況で軍事力削減なんてのが許容できないのは、少しだけ戦略眼があれば至極真っ当な意見であり、だからこそ強大な軍事力に対して強大な軍事力をぶつける……軍事費増強による兵力拡大を願うのが、普通なのでしょう。
でも、私は左翼です。
暴力に対して暴力をぶつけるような、そんな安易な回答を出しておいて、仕方ないと納得するような素直な人間ではありません。
人が死ぬのも嫌ですし、怪我をするのも疲れるのも嫌な、我が儘な人間です。
だからと言って非武装ならばカモにされるだけですが、軍事費に多額の予算を費やすのも経済効率の悪化を招くために反対なのです。
……だから考えるのです。
人間を減らし、かかる費用を減らし、別用途にも効果を発揮させつつ、その技術転用で国力発展にも繋がるような、そんな軍事力のあり方を。。。
はっきり言いまして、無茶苦茶言っております。
無理で道理を引っ込めるような、無茶苦茶以外の何物でもないでしょう。
でも、人間って考えるだけならばタダです。
そして、日本人は世界標準からしてみれば驚異的なレベルの知識・思考能力を誇る庶民が一億二千万人も居るのです。
そんな彼ら全てが、暴力には暴力で対抗とか、暴力はダメだから非武装しようとか、そういう思考放棄に囚われず、常に最善・最良の道を模索するようになれば、無理で道理が引っ込むかもしれません。
自由主義国家の持つ、思想・言論の自由の最大の強みとは、そうやって言葉を交わすことにより、個々人の思考限界を容易に突破出来ることだと、私は信じております。
だから、今日はこう締めくくるのです。
色んな手段・色々な方法をみんなで考えよう……と。
ちょっと風邪気味で思考が茹だっていますけれど、言いたいことだけは違えてないと思います。。。
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隣国で起こる戦争です。
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まだ予断を許さない状況と言えるでしょう。
ま、私が将軍様ならば、日本に行うのはテロ予告と犠牲者を出さない脅し……地下鉄や空港で小火・異臭ガスをばら撒くことで日本政府の介入を食い止めさせる脅しを加えるだけに止めますけれど。
日本人って普段腰が弱く控え目なくせに、怒らすと徹底的に行動するから……犠牲者を出さないように脅すのが最も効果的ですからね～。
ま、戦争やテロに巻き込まれなくても難民が押し寄せてくるだけで、日本経済には大打撃なのですが。
彼らに遵法意識や恩義を感じる精神があれば……その境遇に少しは同情して多少は助けてあげようって気になるんですけれども。。。
っと。
そういう訳で、有事が迫っております。
そんな有事にこそ求められるが……防衛力なのですけれど、防衛力について日本では考え方が真っ二つに分かれております。
まず、軍事力増強派。
核装備、自衛隊増強、法整備等。
兎に角、日本を軍事的に強化して一流国家として恥じぬ外交を行い、また、独力で自衛を可能とする国家に向かおうという思想です。
もう片方は、軍事力削減派。
核放棄を訴え、自衛隊解体、アメリカ軍の即時撤退を訴える思想です。
兎に角、軍事と名のつくものは全て放棄し、平和を唱えればそれで平和になるという思想ですね。。。
私個人の考え方を述べさせてもらいますと、どちらも正しく、どちらも間違っていると思うのです。
まず……そもそも、軍事力放棄派は前提が間違っております。
対話だけで世界が平和になっているのならば、平和を唱えるだけで平和であるならば、とっくに世界から戦争なんてなくなっております。
軍事力……暴力こそが絶対的な正義、即ち弱肉強食という現実は、生命誕生から延々と続く生物全てのルールです。
世界は純粋に物理学・化学反応によって活動しておりますから、そこに一切の思想・理想が入る隙間もありません。
強い方が正しく、強い方が好き放題して構わないのです。
これが、世界の現実です。
だからこそ、軍事力を削減……ついには放棄しようと考える方々の思考は、そもそも前提が間違っている時点でアウトです。
考慮する価値もない戯言と取られても仕方ないでしょう。
ですが、自然界では弱肉強食こそが唯一にして絶対の掟であったとして、人間がそれに従わなければならない訳ではありません。
と言うよりも、自然界の掟に逆らい続けたからこそ、人間は此処まで文明を発達できたのです。
風雨に打たれて暮らすという常識に逆らい、洞窟に暮らし、家を建て。
夜が暗く寒いという常識に逆らうために火を使い。
暴力が全てという常識に逆らうために法を作り、道徳を説き。
病・怪我に遭えば死ぬという常識に逆らうために医学を発展させております。
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……文明の発展とは、今までの常識を叩き壊すことでこそ発達するのです。
相手が暴力を振るってきた場合、確かに暴力でしか解決出来ないのがこの世界のルールです。
でも、だからと言って平和的解決を完全に諦め、暴力でしか対抗手段を考えない……そんな端っから世界のルールに頭を垂れる真似、私は納得したくありません。
だからこそ……ニュークリア・シェアリングや在日米軍等……軍事力共用や、ステルス・ＭＳ・衛星兵器等、最小限の軍備で抑止力になり得るあらゆる手段を模索するべきだと唱えたいのです。
そもそも日本単独では食料とエネルギーが自給できない時点で、現状で幾ら軍事力を増強したところで全く意味がないのですけれども。
ついでに法にがんじがらめの時点で、世界でもトップクラスの戦闘能力（防衛のみ）を誇る自衛隊が欠片もその性能を発揮できないのも事実なのですけれど。
だからこそ私は、軍事力強化よりも先にやるべきことがある……と、軍事強化派の意見には反対なのですけれど。
と言うか、この件で私が一番理解できないのが、日本共産党の考え方だったりします。
日本共産党は食料自給率の向上を唱える傍らで、軍事力放棄を訴えております。
ですが、私に言わせてもらえれば、食料自給率も有事への備えに過ぎません。
基本的に世界に平和が続き、国家間で貿易が自由に行われ、そこに一切の有事が発生しないのであれば、食料自給率なんて向上させる意味がありません。
何故ならば、一次産業ってのは経済効率が悪いからです。
日本が最も経済的に成長しようとするのならば、輸出目的の二次産業と、産業利率が最も高い第三次産業に力を注げば良いのです。
金にもならないどころか、補助金をつぎ込んでようやく維持できている一次産業なんて、経済学的に見ても国力的に見て足手まといにしかならないのが先進国の……平野部の少ない島国である日本の現実なのです。
だからと言って農業・畜産業を国内から完全に放棄してしまった場合……もし有事が発生し食料輸入が終わった時点で日本の未来は断たれます。
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平和で自由な貿易が行われている間には食料自給率は全く意味がありません。
つまり、食料自給率とは有事への備えという意味において、防衛力・軍事力とほぼ等しい存在なのです。
なのに日本共産党は食料自給率の向上を唱えながら、軍事力の放棄を訴えている。
……この点だけ、日本共産党の国家戦略が理解できないのです。
それ以外は、まぁ、ちょっと弱者優遇が過ぎますし、国家という視点が弱いものの、経済力・都市部への偏重が目立つ自由民主党への対抗勢力として、絶対に必要な勢力だと私は思っておりますけれども。。。
まぁ、そんな訳で。
私は防衛力を弱体化させないような、出来れば現状よりも軍事的効率を向上させつつ、軍事費削減をして経済発展を目指すべきという特殊な思想の持ち主です。
多分、最も安易な考え方は軍事費を削減させ、その分、経済力を強化するという方法です。だって税金の支出が減った上に景気が良くなるのですから、誰も反対しないでしょう。
……隣国に有事の懸念がないのならば。。。
生憎と日本は隣国に有事を抱えております。
中華人民共和国という、とてつもなく巨大で、とてつもなく危険な存在を。
あと、現在爆発寸前である、朝鮮半島という有事をも。
この状況で軍事力削減なんてのが許容できないのは、少しだけ戦略眼があれば至極真っ当な意見であり、だからこそ強大な軍事力に対して強大な軍事力をぶつける……軍事費増強による兵力拡大を願うのが、普通なのでしょう。
でも、私は左翼です。
暴力に対して暴力をぶつけるような、そんな安易な回答を出しておいて、仕方ないと納得するような素直な人間ではありません。
人が死ぬのも嫌ですし、怪我をするのも疲れるのも嫌な、我が儘な人間です。
だからと言って非武装ならばカモにされるだけですが、軍事費に多額の予算を費やすのも経済効率の悪化を招くために反対なのです。
……だから考えるのです。
人間を減らし、かかる費用を減らし、別用途にも効果を発揮させつつ、その技術転用で国力発展にも繋がるような、そんな軍事力のあり方を。。。
はっきり言いまして、無茶苦茶言っております。
無理で道理を引っ込めるような、無茶苦茶以外の何物でもないでしょう。
でも、人間って考えるだけならばタダです。
そして、日本人は世界標準からしてみれば驚異的なレベルの知識・思考能力を誇る庶民が一億二千万人も居るのです。
そんな彼ら全てが、暴力には暴力で対抗とか、暴力はダメだから非武装しようとか、そういう思考放棄に囚われず、常に最善・最良の道を模索するようになれば、無理で道理が引っ込むかもしれません。
自由主義国家の持つ、思想・言論の自由の最大の強みとは、そうやって言葉を交わすことにより、個々人の思考限界を容易に突破出来ることだと、私は信じております。
だから、今日はこう締めくくるのです。
色んな手段・色々な方法をみんなで考えよう……と。
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