■2010年05月
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■公私混同を薦めよう。
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公私混同と聞くと、十人中十人全員が顔を顰めることでしょう。
ですが、私はそうは思っておりません。
と言うか、公私混同という言葉の定義自体が間違っていると思うのです。
公私混同とは、公的な業務中に私的な用事を行う。
もしくは、公的な権力をもって私的な利益を招く。
つまりが職権濫用に近い意味合いで用いられております。
そして、職権濫用ってのは最悪の行為です。
特に公務員や政治家、大臣が行った時点で、それはもう酷い不利益を周囲に振りまくことになるからです。
ですが、公私混同とは文字の意味を直接解釈するならば、公と私を混同することです。
これは……実は素晴らしいことなのです。
公的な利益と私的な利益を混同……つまり同一視出来るようになれば、素晴らしい世の中になるのですから。。。
と言うか、実のところ、それは少し考えれば当たり前のことなんですけれども。
例えば、自分の家の前の道路が汚れているとします。
それは例えば市町村道であり、<市町村が管理するべき道路であるから掃除をしない。そして、苦情があるなら市町村に電話して、税金を使って掃除してもらう。
……それは確かに法的に見れば正しい行為ですし、無駄な労力もかけずに道が綺麗になりますから、私的利益としては最高かもしれません。
ですが、清掃によって使われるお金は……自分たちが払った税金なのです。
そうやって清掃みたいに自分出来る作業を自分で行うことは、綺麗になって自分の為にもなり、また自分たちが支払った税金が清掃よりも有意義な目的として使われる訳です。
例えば、災害に遭った時、食糧配給を待っているとします。
その場合、列に並んで待つでしょう。
何故ならば、列に待っていた方が……待たされて少しばかり苛々するかもしれませんけれど、列を乱して我先に群がるよりも効率的に食料を貰えるし、無駄な体力を使わないし、周囲の恨みや反感を買うこともないからです。
まぁ、はっきり言いまして日本人にしてみれば当たり前のことです。
当たり前のことであると思いたいのですけれど。
こういうのはあくまで一例ではありますけれど、私的な利益を一時的に我慢して公的な利益に貢献することが、結局のところ自分自身の利益を増やすことに繋がる……そういう例は幾つでもあります。
と言うか、そもそも公益＝国民全体の利益である以上、公益を大切にするのは結局のところ自分自身の利益に繋がるのは明白なのです。
……公益を歪めて我欲を追求する指導者さえ居なければ。。。
ちなみに、自由民主党の行ってきた政策は、自身の票田のためだけに公共工事を乱発したように語られております。
ですが、それは大きな過ちです。
自由民主党議員たちが公共工事を行うことで土建屋を票田としたのは事実でしょう。
ですが、土建屋はそれで仕事を、給料を得ておりました。
資材屋・運送屋などは土建屋のおこぼれで仕事を得ております。
彼らの支払う生活費によって、その他大勢の……つまり日本国全体の景気が加速しておりました。
同時に、国民はその公共工事の恩家によって快適な交通・安全な生活に加え、好景気の恩恵まで受けていたのです。
勿論、その結果として国民は少しばかり大目の税金を支払うことになっておりましたけれど。。。
その公共工事によって快適に道路を通行でき、津波や土石流によって家を失わずに済んだ方々も居る訳です。
今はその恩恵を受けていなくても、いつか自分が困った時／困りそうな時に、その恩恵を受けるかもしれないのです。
そうやって自分自身の利益と公的な利益を同一化し、政治を行っていたのが自民党政権時代です。
……たまに私的な利益を追求し過ぎて法に触れる政治家が居たことは否定しませんけれど。
土建屋中心の政治とか、公共工事のばら撒きとか言われるほど、彼らは無体な政治はしておりません。
あくまで公共の利益を追求するついでに、自らの利益を得ていただけに過ぎないのです。
……勿論、もっと優先すべき公共工事があるという意見だけは否定しませんし、大型ゼネコンに中心的に金が向かうことで貧富の格差が広がってしまったという悪い側面もあったでしょう。
ですが……公共工事が無駄であり、自民党議員が自分たちの票田のためだけに行っていたという意見には全力で反対させて頂きます。
っと、話が逸れました。
つまりが、公的な利益は結局のところ自分たちの利益に繋がるのです。
税金なんかも同じ発想です。
今の税金を我慢して支払う……つまり私的な利益を諦めることが、公的な利益に繋がり、将来の自分自身の利益にも繋がるのですね。
その程度のことすら理解できない行政の長である内閣総理大臣が居るのも現在の日本でありますけれど。
っと、またしても話が逸れました。
一時的な利益を諦め、公的な利益を追求することによって、将来に大きな自分自身の利益を得ることが出来る。
それこそが、公私混同。
聞こえが悪いのでちょっと言い方を変えると、公私同益ですね。
この思想こそ、自由主義と共産主義という矛盾する両者を成立させる解答の一つだと思うのです。
私が考える理想は、自由意志によって貧富の格差が埋められる自由共産主義です。
その為には、個々人の自由意志によって公共のための行動を起こす必要があります。
ですが、人間の自由意志ってのは自己利益を追求する傾向にあるのは間違い在りません。
だからこそ、教育が必要なのです。
私的利益＝公的利益……公私同益の思想が国民全てに浸透した段階で、自由意志によって共産主義がもたらされるのですから。。。
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ですが、私はそうは思っておりません。
と言うか、公私混同という言葉の定義自体が間違っていると思うのです。
公私混同とは、公的な業務中に私的な用事を行う。
もしくは、公的な権力をもって私的な利益を招く。
つまりが職権濫用に近い意味合いで用いられております。
そして、職権濫用ってのは最悪の行為です。
特に公務員や政治家、大臣が行った時点で、それはもう酷い不利益を周囲に振りまくことになるからです。
ですが、公私混同とは文字の意味を直接解釈するならば、公と私を混同することです。
これは……実は素晴らしいことなのです。
公的な利益と私的な利益を混同……つまり同一視出来るようになれば、素晴らしい世の中になるのですから。。。
と言うか、実のところ、それは少し考えれば当たり前のことなんですけれども。
例えば、自分の家の前の道路が汚れているとします。
それは例えば市町村道であり、<市町村が管理するべき道路であるから掃除をしない。そして、苦情があるなら市町村に電話して、税金を使って掃除してもらう。
……それは確かに法的に見れば正しい行為ですし、無駄な労力もかけずに道が綺麗になりますから、私的利益としては最高かもしれません。
ですが、清掃によって使われるお金は……自分たちが払った税金なのです。
そうやって清掃みたいに自分出来る作業を自分で行うことは、綺麗になって自分の為にもなり、また自分たちが支払った税金が清掃よりも有意義な目的として使われる訳です。
例えば、災害に遭った時、食糧配給を待っているとします。
その場合、列に並んで待つでしょう。
何故ならば、列に待っていた方が……待たされて少しばかり苛々するかもしれませんけれど、列を乱して我先に群がるよりも効率的に食料を貰えるし、無駄な体力を使わないし、周囲の恨みや反感を買うこともないからです。
まぁ、はっきり言いまして日本人にしてみれば当たり前のことです。
当たり前のことであると思いたいのですけれど。
こういうのはあくまで一例ではありますけれど、私的な利益を一時的に我慢して公的な利益に貢献することが、結局のところ自分自身の利益を増やすことに繋がる……そういう例は幾つでもあります。
と言うか、そもそも公益＝国民全体の利益である以上、公益を大切にするのは結局のところ自分自身の利益に繋がるのは明白なのです。
……公益を歪めて我欲を追求する指導者さえ居なければ。。。
ちなみに、自由民主党の行ってきた政策は、自身の票田のためだけに公共工事を乱発したように語られております。
ですが、それは大きな過ちです。
自由民主党議員たちが公共工事を行うことで土建屋を票田としたのは事実でしょう。
ですが、土建屋はそれで仕事を、給料を得ておりました。
資材屋・運送屋などは土建屋のおこぼれで仕事を得ております。
彼らの支払う生活費によって、その他大勢の……つまり日本国全体の景気が加速しておりました。
同時に、国民はその公共工事の恩家によって快適な交通・安全な生活に加え、好景気の恩恵まで受けていたのです。
勿論、その結果として国民は少しばかり大目の税金を支払うことになっておりましたけれど。。。
その公共工事によって快適に道路を通行でき、津波や土石流によって家を失わずに済んだ方々も居る訳です。
今はその恩恵を受けていなくても、いつか自分が困った時／困りそうな時に、その恩恵を受けるかもしれないのです。
そうやって自分自身の利益と公的な利益を同一化し、政治を行っていたのが自民党政権時代です。
……たまに私的な利益を追求し過ぎて法に触れる政治家が居たことは否定しませんけれど。
土建屋中心の政治とか、公共工事のばら撒きとか言われるほど、彼らは無体な政治はしておりません。
あくまで公共の利益を追求するついでに、自らの利益を得ていただけに過ぎないのです。
……勿論、もっと優先すべき公共工事があるという意見だけは否定しませんし、大型ゼネコンに中心的に金が向かうことで貧富の格差が広がってしまったという悪い側面もあったでしょう。
ですが……公共工事が無駄であり、自民党議員が自分たちの票田のためだけに行っていたという意見には全力で反対させて頂きます。
っと、話が逸れました。
つまりが、公的な利益は結局のところ自分たちの利益に繋がるのです。
税金なんかも同じ発想です。
今の税金を我慢して支払う……つまり私的な利益を諦めることが、公的な利益に繋がり、将来の自分自身の利益にも繋がるのですね。
その程度のことすら理解できない行政の長である内閣総理大臣が居るのも現在の日本でありますけれど。
っと、またしても話が逸れました。
一時的な利益を諦め、公的な利益を追求することによって、将来に大きな自分自身の利益を得ることが出来る。
それこそが、公私混同。
聞こえが悪いのでちょっと言い方を変えると、公私同益ですね。
この思想こそ、自由主義と共産主義という矛盾する両者を成立させる解答の一つだと思うのです。
私が考える理想は、自由意志によって貧富の格差が埋められる自由共産主義です。
その為には、個々人の自由意志によって公共のための行動を起こす必要があります。
ですが、人間の自由意志ってのは自己利益を追求する傾向にあるのは間違い在りません。
だからこそ、教育が必要なのです。
私的利益＝公的利益……公私同益の思想が国民全てに浸透した段階で、自由意志によって共産主義がもたらされるのですから。。。
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